奥多摩 生藤山

日程:2021年12月10日(金)

この日は終日曇りで、時折日差しが射し、風もないハイキング日和だった。
バス出発に合わせ、JR藤野駅に集合した。0725発で陣馬山の麓にあたる和田行に乗車して、終点手前の鎌沢入口で下車。平日で他に登山者は一人だけ。

0745出発、ここから生藤山まで4.8キロ。集落に入る舗装道路を進み、途中、休憩所に立ち寄った。ほどなくすると生藤山登山口に、ここまで40分。
人家はあるが、急登で山村生活の厳しさを考えながら登った。登山道に入ると歩きやすい道となり、0945生藤山山頂(写真)に達した。

バスで下車した登山者と入れ替わるように山頂を後にして、「笹尾根」と呼ぶ尾根を北上した。
計画では下山地であるバス停、「郷原」(ごうはら)発1625が唯一の便で、これを逃せばJR上野原駅まで徒歩となる。

北上してからの尾根道は歩きやすく、1025熊倉山→1115浅間峠→日原峠→土俵岳→1222土俵岳→小棡(こゆずり)峠→1315丸山ときた。
この後は、笛吹(うずしき)峠→数馬峠→田和峠→西原峠→郷原に至る予定だった。エスケープルートは笛吹峠、田和峠の地点で分岐する2ルートある。いずれもバス停まで1時間20分ほど。

ほぼ計画した経過であったが、安全策で1330笛吹峠からエスケープとし、悪路も想定し余裕を持つことにして、下山した。予想の通りトラバースは慎重に歩行した。
一部に急斜面で細い登山路、杉の枯葉や枝で足元がふらついたが、無事下山。バス停の六藤(むそじ)に1450到着した。

1634まで約1時間半待たなければならず、しばらく駅に向かって歩いて行こうとなった。ところがヒヤリ・ハットなのか、隣にまさかの自販機が。1600までコーヒーと辛いアルコールで、寒さをしのぐことになった。下山地の集落で自販機は、経験上、珍しいネ、となった。

JR上野原駅から1748に乗車して帰途についた。
笹尾根ルートの眺望は良くないことを付記する。

記録:MIYA


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