笹子・雁が腹摺山

日程:2021年11月24日

<行動記録>
 笹子駅に8時38分に着いた。メンバーが揃う。他に8名ほどの登山者がいて、トイレ渋滞をする。
 8時50分に甲州街道沿いをNAKA氏先頭で快調に歩き、新中橋の登山口にコースタイムより早く9時20分に着いた。思わず「早いよ!」と言葉がでる。

 登山口から杉林の登山道に入るが、直ぐに急登となる。古い地図にはこのルートは点線になっていたので、最近整備された登山道のようである。そして20分ほどで左の尾根に出て鉄塔の下を通り、再び樹林帯の急登となる。尾根の登りを頑張り1085m付近の小さなピークで風を避けて休憩する。晴れているが風が強く寒く感じる。

 その後、1188mのピークを越えて、いったん下って急登を登る。頂上直下が特に急で落ち葉が登山道に被り、足元に注意しながら登り、11時15分に頂上に着くと、頂上は狭いがベンチがあり、そこで珈琲を入れて30分ほど休む。
 頂上は木々があるが、今の時期は葉が落ちて、木々の合間から富士山が太陽の日差しを受けて輝いて綺麗であった。  11時45分に頂上を後にして、登ってきた道を下るのであるが、頂上直下は急で登山道に落ち葉が被さり、ストックを利かせゆっくりくだる。メンバーの中には小枝を見つけ杖代わりにしていた。雪山のしょっぱい斜面のような気分になった。

 登りの時に休憩した1085mのピークで一休みを入れ、さらに鉄塔で休憩した。やはり風は強い。13時30分に登山口に着き、甲州街道を歩いて笹子駅に14時10分に着いた。駅は無人駅で、周囲には何も無く缶ビールは望めなかった。お土産に笹子餅を買って帰った。

<行動時間>
 笹子駅8:50-9:20登山口9:30-10:15標高1085m地点10:25-11:15山頂11:45-12:28標高1085m地点12:35-13:00鉄塔13:05-13:30登山口-14:10笹子駅

<山行雑感>
 中央沿線の山は先週の大菩薩峠の山行に久々に参加して、奥多摩より交通のアクセスが良いことを知り、牛奥ノ雁が腹摺山つながりで、笹子雁が腹摺山の山行を計画したが、登山口から山頂まで2時間のコースであるが、終始急登で行動時間が短い割には足にこたえた山行となった。特に下りでは急坂で注意を払いながら下った。また、この山は山頂の展望は良いので、木々の葉が落ちた秋口が良いと言える。

 次は本家の雁が腹摺山に行こうと考えている。大峠までタクシーで入り山頂まで1時間、その後は金山鉱泉に下るルートで計画したい。

記録:KOS



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