荒島岳 勝原コース

日程:2021年11月1日〜2日

<行動記録>
 計画の段階で11月2日もしくは3日の天気予報でどちらかの日に行こうと考えて計画をした。2日前に天気予報で2日の日が降水確率10%とあったので、11月1日に出発して2日の登頂という日程で山行を実践した。

 11月1日 天気:晴れ
 新横浜駅8時51分発の新幹線ひかりに乗車して、米原駅に10時47分に着き10時56分発の特急しらさぎ号に乗り換え福井駅に11時59分に着いた。福井駅構内には売店は無く飲み物の自動販売機しかなかった。

 12時50分発の九頭竜線に乗車して勝原駅に14時08分に着いた。勝原駅では九頭竜線は一日に登り5本、くだり4本しかない。登りの福井行き14時45分に乗車しないとその日に横浜駅に帰り着かないのだが、火曜日と祭日に勝原駅から越前大野駅に大野市営バス(7人のりのハイエース)が運行されるので、勝原駅16時26分発に乗ると、越前大野駅発の福井行きの九頭竜線に乗ることができ、その日のうちに横浜駅に着くことができるので利用することにした。事前に11月2日の交通の手配をして山行に望んだ。

 勝原駅からあるいて10分ほどで勝原園地という無料の野営場があり、そこに行ってテントを設営した。その後に登山口を確認しに行った。園地から30分ほどで登山口に着いたのであるが、道路工事中で事前に確認して良かった。
 16時過ぎにテントに戻る頃には曇り空に変わっていた。持参した焼酎を飲み、夕食を食べた。21時過ぎにトイレに行くためにテントを出ると、外は満天の星空で明日の天気に期待が持てた。

 11月2日 天気:曇り時々晴れ
 4時50分に起床してテントを出ると何と小雨が降っていて、空は一面の曇り空であった。5時45分に勝原園地を出発するときには雨は止んでいた。東の空に朝陽が差し込め、天気の回復が望めた。6時15分に登山口に着く頃には青空が広がりつつあった。

 旧スキー場を歩いて50分ほどで登山口の道標のある所に達する。ここから樹林帯の登りとなり、紅葉が綺麗であった。標高820mのトトロの木あたりになると立派なブナ林となる。ブナの紅葉は終わり、ゴヨウカエデの黄色、モミジの赤色の紅葉が綺麗であった。

 標高1015mの深谷の頭で休憩する。この頃になりガスが出始め、行く手の荒島岳が見えなくなった。深谷の頭から歩いて行くと35分ほどでシャクナゲ平を通過して。もちがかべ(急坂の登山道)の手前で休憩する。その急坂を登り頂上まで412mの標識に出ると、視界が広がるが、生憎のガスがかかり展望は得られず。9時50分に祠のある荒島岳山頂に着いた。本来なら白山の展望が良いらしいが・・・。頂上で10分ほど休憩して、下山にかかると、かなりの登山者が登ってくる。ガイド登山らしきクループもあった。

 シャクナゲ平に10時52分に着いて休憩して、小荒島岳へ向かう。途中の若いブナ林がきれいであった。稜線の道は小荒島岳を巻くように付けられ、分岐から直ぐに山頂に上がることができた。振り返ると荒島岳が見える、まさしく展望台と言える。しばらくすると頂上にかかっていたガスは途切れ一瞬だが頂きが見えた。山服の紅葉に日差しが入ると綺麗であった。シャクナゲ平までもどり、登ってきた道を下っていく。標高935mの白山ベンチで休憩して、スキー場の上の登山口に13時02分に着いて、国道沿いの登山口に13時45分に着いた。そして、勝原園地に14時12分に着いて帰りのバスの時刻まで時間があるので、ラーメンを食べ、テントの撤収を行った。

 勝原駅16時26分発のバスで越前大野駅にでて、駅前の商店で缶ビールを購入して17時09分発の九頭竜線で福井駅に出る。福井駅18時37分発の特急しらさぎで米原駅にでて新幹線に乗り換え新横浜駅に21時44分に着いた。

<行動時間>
 勝原園地5:45-6:13国道の登山口6:18-7:05スキー場上登山口7:12-8:05深谷の頭8:13 8:45シャクナゲ平通過-9:00もちがかべ9:05-9:50荒島岳山頂10:05-10:52シャクナゲ平11:00-11:12小荒島岳11:25-11:25シャクナゲ平通過-12:23白山ベンチ12:35-13:02スキー場上登山口13:12-14:34国道登山口-14:12勝原園地

<山行雑感>
 今回はカメラを忘れたので山行中の写真は無し。勝原園地のキャンプ場は静かで利用価値はある。しかし、登山口は道路工事のため、ダンプカーが引っ切り無しに走っているので、登山口まで行くときに危険極まりないので注意が必要である。いつ終わるのか?
 今回はアプローチで東海道新幹線米原駅を往復利用したが、金沢廻りも利用できる。
記録:KOS


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