九州・大崩山

日程 2019年5月16日〜17日

 <行動記録>
 出発2日前の天気予報では15日から18日にかけて天気が悪いようなので、出発日の15日に延岡駅近くのホテルを予約した。
 15日 天気:曇り
 15日7時に羽田空港に集合した。天気予報が変わり15日・16日が晴れで17日は雨とあった。明日の朝早くにタクシーにて登山口へ入るように計画を変更するように相談した。
8時発の宮崎行きの飛行機に搭乗する。9時45分に宮崎空港に着いて、10時20分発の特急ニチリンで南宮崎駅に移動して、駅から歩いて数分の所にあるスーパーゼビオスポーツでガスカートリッジを購入してから、延岡駅に行く。

 ホテルのチェックインまで時間があるので、ホテル荷物を預け、ホテル近くの寿司屋に行き昼食とした。ホテルにチェックインして18時から夕食を食べに行く。

16日 天気:曇りのち晴れ
 予約したタクシーで5時にホテルを出発して、大崩山の登山口に6時に着いた。登山口から樹林帯の登山道を歩き、35分ほどで大崩山荘に着いた。山荘にテント・シュラフなど余分な荷物を置いてハイキング装備で、沢筋を25分歩いて行き大きな岩がゴロゴロする沢を徒渉する。ここは増水したら渡れなさそうだ。樹林帯のアップダウンをしてハシゴの手前で休憩する。
 ここから湧塚コースの急な登りとなる。大きな岩の遠見の岩を通過し、斜面をトラバース気味に高度を上げ、左に袖ダキの道を分け、右に登って行く。下湧塚の手前で休憩する。この後も尾根をトラバース気味に歩き、下湧塚・中湧塚・上湧塚を越えると尾根の上部へ出る。 尾根からは歩き安い道で坊主尾根の分岐を過ぎて10時40分に大崩山の山頂に着いた。頂上は途中の大きな岩のある登山道に比べ、展望もさほど無いあっけない頂上である。ここまでコースタイムより早いペースで歩けた。
 頂上付近ではアケボノツツジが綺麗であった。しばらく休んで坊主尾根を下ることにした。坊主尾根の上部は傾斜も緩やかで、小積ノゾキの手前で休憩をする。そこから少し歩くと左に湧塚尾根の大きな奇岩帯が見事であった。そして、大きな一枚岩の花崗岩の上に出る。記念撮影をして下るとロープが出てきた。その後も急な下りとなり大きな花崗岩の岩場が出てきて、クサリをたよりに慎重に渡る。その後もロープ、ハシゴが沢山出てくる。高度感のある大きな岩をロープで下り、続いてハシゴとなる所も有り、慎重に下る。
尾根を下って沢に出て本流を徒渉すると大崩山荘に着く。14時25分であるが今日はここに泊まる。小屋の裏に水場があり水を補給して、持参した缶ビールや酒を飲む。17時過ぎに夕食を食べて19時頃に就寝した。
 5月17日 天気:雨後曇り
 4時起床する。朝食を食べ荷物を整理していると雨が降り始めた。天気予報では曇りであったので前線が北に上がってきたのかと思った。雨具を着用して5時25分に歩き出す。林道に30分ほどで着き、その後は舗装された林道を1時間歩いて祝子川温泉に7時15分に着いた。屋根のあるベンチで濡れた雨具などの整理をして、天気予報では18日〜20日まで雨模様なので、とりあえず大分市内のホテルを2泊予約した。7時55分発のコミニティーバスで延岡駅に9時10分に着いて、10時38分発の特急で大分駅に出て、ホテルのチェックインが14時からなので、駅で昼食を食べ、珈琲を飲むなり時間をつぶしてからホテルに行った。そして、コインランドリーで洗濯をして、18時に夕食を食べた。

 5月18日 天気:大雨
 この日は九州地方は大雨の予報なので、昼頃に大分駅に出て昼食を食べ、天気予報を確認すると19日〜20日も雨の予報なので、祖母山・傾山の計画をあきらめ、大分市内にもう2泊することにして、駅に近いホテルを予約した。ホテルに戻り夕食を食べ各々寝た。

 5月19日 天気:雨
 荷物を整理して今日泊まるホテルに荷物を預けに行ってから、別府地獄めぐりに行った。

 5月20日 天気:雨
 今日は佐伯に出て、寿司屋で昼食を食べ、大分に戻りホテルに宿泊する。21日から九重山は晴れる予報なので、明日は大分駅からJRで湯布院に出て、9時発のバスに乗る予定とした。

<行動時間>
 5/15 羽田空港8:05-9:45宮崎空港JR10:20-10:25南宮崎駅11:32-2:41延岡駅
 5/16 ホテル4:56-5:55登山口6:00-6:40大崩山荘6:50-10:42大崩山山頂11:05-14:25大崩山荘
5/17 大崩山荘5:25-7:00祝子川温泉7:55-9:10延岡駅

<山行雑感>
 大崩山はAR氏が言うには九州の山屋が、「九州で一番いい山は大崩山だ!」と言うので行ってみたが、奇岩があり変化に富んで面白い山であることがうなずけた。それは、大崩山からの下山で目にした花崗岩の岩にある。本州では昇仙峡のような雰囲気で、岩質が宮之浦岳とよく似ている。
 大崩山荘は綺麗な避難小屋で水場もあり快適であった。レンタカーがあれば日帰りも可能だと思うが、のんびり避難小屋泊で行くのが良いかもしれない。紅葉の時期も良さそうである。
 この後に計画していた祖母山の山行が雨のため中止になったのが残念である。屋久島では大雨で大変なことになっていたのを大分のホテルで知った。

記録:KOS


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