蕨山から川苔山の記録

日程:2019年11月10日(日)

行 程:
11月10日(日)
横浜駅6:13→7:49飯能駅8:00→8:55名郷バス停9:00→9:15林道終点→9:45尾根(663m)→10:50蕨山11:00→11:38(1164m)11:43→12:05有間山→12:36有間峠12:50→13:48日向沢ノ峰14:00→15:05川苔山15:10→16:10(853m)→17:30鳩ノ巣駅17:52→19:58鴨居

ヤマノススメに感化されて飯能方面に行きたくなった。東急東横線横浜駅6:13の特急小手指行きに乗車し飯能駅に7:49に到着。バス乗り場にはすでに列が出来ていたが座ることができた。「あおい」と「楓」の車内アナウンスを聴いてすっかり「ゆるふわアウトドア」に洗脳された頃、終点の名郷バス停に到着。トイレを済ませ登山計画書をポストに投函して歩き始めた。

名栗湖で下りた乗客も多かったが一緒に終点で降りた人たちは武甲山の方へ向かったようだ。しばらく林道を進むと沢を渡って登山道に入る。台風の影響で沢には倒木が折り重なり登山道も杉の枝が降り積もるように落ちている。30分ほど急登を上がると尾根に出た。一息ついて稜線上をまた登り続ける。緩急の登りを繰り返しながら約1時間で蕨山の分岐に到着。蕨山の山頂標識は地図の山頂より300m程離れた所にある。展望が良いのでこちらに標識を立てたのか?山頂には数組の登山者がいた。蕨山から名栗湖へ下りるのが一般的なのかもしれない。

時間の余裕は無いので、小休止で蕨山を後にして有間山を目指す。飯能市と秩父市の境の尾根(1163m)に急登で上がると有間峠まではアップダウンの繰り返しとなり、有間山は気がつかずに通り過ぎてしまった。
有間峠は全長22.7kmの林道広河原逆川線が通っている。立派な標識も立っている舗装の林道だが令和2年5月29日までは工事で通行止めになっている。風を避けられる陽だまりで少し長めに休憩して後半戦に進んだ。
再びアップダウンを繰り返す。送電線の点検路の看板や踏み跡に惑われずに進んでしんどい登りを上がると、蕎麦粒山へ続く稜線上のオハヤシの頭に突き抜けるように出た。広く開けた稜線を進むと日向沢ノ峰に直ぐに到着。富士山が見える。

ここからは人が良く入る様で、良く踏まれた明瞭な道を進む。川苔山は眼前に見えるが尾根は大きく迂回している。一登りして山頂に到着。台風被害で日原街道が通行止めのため日原地区・川乗橋方面には下山しないように標識やテープで注意喚起されている。 15:10下山開始。誰も居ない薄暗い登山道を駆け下る。標高700mを過ぎるころにはヘッドライトが必要なった。真っ暗な中をヘッデン頼りに熊野神社へ短縮コースで下り、鳩ノ巣駅に17:30に到着した。ホームに登山者の姿は無かった。


記録 KN


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