伊吹山

日程:2019年6月1日〜2日

<行動記録>
6月1日 天気:晴れ時々曇り
 平沼橋駅を5時41分に出て、横浜駅、東神奈川駅を経由して新横浜駅6時34分発の東海道新幹線で名古屋駅に7時51分に着いて、快速で近江長岡駅に9時に着いた。天気は晴れで伊吹山が良く見える。地図を見ながら歩くコースを確認した。
9時45分発のバスで登山口に10時05分に着いて登山料を払い登山届けを提出して歩き出す。ジグザグな樹林帯の登山道を登ると、視界は開けスキー場の下部にでる。スキー場の横を歩いて2合目で休憩する。土曜ということで登山者が多い。2合目からまた樹林帯になり、左へトラバース気味に歩いて行くと3合目あたりで、ここではかつて西日本のスキーのジャンプの競技が行われたという碑があった。左の尾根に取り付き登って行くと伊吹山の斜面が見渡せて広いところにでる。ここが4合目でトイレも完備されており、アヤメがネットで保護されていた。おそらくシカの食害を防ぐためだと思われる。

4合目から先は日差しを遮るものは無く。地面の草原で黄色い花が咲いており、やはり花の名山と言える。少し歩くと5合目で、なぜか自動販売機が設置されていた。そこから少し傾斜が増してきて、6合目に立派な避難小屋があった。7〜8人は泊まれる広さである。さらに歩いて行く。途中に30名ほどのガイドパーティーが居た。しばらくガイドの話を聞きながら歩くことになる。7号目で休憩を入れる。このあたりから天候にも恵まれて琵琶湖が良く見えて綺麗であった。そして、登山道はジグザクになり高度を上げていく。
8合目から岩が出てくるが歩くのに問題はない。9合目を越えて左へトラバース気味に歩いて行くと、緩やかになり、その先に神社と小屋が見える。13時45分に小屋に着き時間があるので、山頂を目指し、その奥へ下って台地状の山頂の東の端へ行くと登山者が少なく、草原で景色も良い。しばらく休み山頂へ戻り、今度は西の端へ行くと琵琶湖が綺麗に見えた。今日の夕陽が楽しみでもある。15時に小屋に受け付けをする。宿泊料2000円で宿泊専用の小屋では無く、一階の茶店の座敷に布団を敷いて宿泊する。この日の宿泊者は他に2名で少ない。
小屋番の方が色々と全国の山へ登られている方で、夕食後に焼酎と摘まみをご馳走になり、4人で山の話しをしながら飲んだ。小屋には水は無く500mlのペットボトルの水を250円で購入する。残念ながら夕焼けは見られなかった。20時に就寝する。
6月2日 天気:曇り
 朝4時30分に起床する。小屋の裏手に行くが朝日は望めない曇り空である。朝食を食べ5時50分に小屋を後にする。天気予報では曇り後雨の予報で、昨日登って来た登山道を下っていく。もう早くも登ってくる登山者が居る。6時まえから登って来たのだろうが、人気の山であることは間違いない。5合目に7時05分に着いて休憩して、登山口に9時に着いた。バスの時間まであまり無いが、缶ビールを飲み近江長岡駅に出て、米原駅から新幹線を使い新横浜駅経由で横浜に昼過ぎに帰着した。
<行動記録>
 6/1 新横浜6:34-7:51名古屋8:03-9:00近江長岡9:45-10:05登山口10:10-10:50二合目11:00-11:55四合目12:05-12:50七合目13:00-13:45山頂

 6/2 起床4:30小屋5:50-7:05五合7:20-9:00登山口

<山行雑感>
 伊吹山は高山植物で有名な山であるが、シカの食害でかなり影響があるらしく、ようやく行政が山頂にネットを張り始めたが、最初はそれも高さが低くシカが飛び越えたらしい。しかし、山頂に至る登山道は花が多かったし、山頂付近も多い。
 この山の尾根は加賀の白山に通じているので、白山の高山植物に通じるものがあるらしい。
 近江長岡駅からのアクセスが良いので、日帰り登山も可能だが、六合目の避難小屋利用も利用価値があり、近くのもう一つの山に繋げるのも良いと思う。また、伊吹山以外の鈴鹿の山はヒルが発生していることを聞く。

記録:KOS


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