雨飾山

日程:2019年10月9日〜10日
<行動記録>
  10月9日 天気:晴れ
 10月9日に八王子駅8時02分発特急あずさ3号で南小谷駅に11時42分に着いてから12時03分発のバスに乗り継ぎ雨飾高原に12時44分に着いた。台風が近づいているのだが良い天気で、雲一つ無い青空が広がっている。
 バス亭から歩き1時間ほどで雨飾高原キャンプ場に着いた。テントの受付をしようとするが本日は休業日ということで、テント料を払わずフリーサイトにテントを張る。その後、テントが8張りほど張られた。駐車場は満車で第二駐車場まで車があった。午後16時を過ぎてからも下山してくる登山者も多くいた。

10月10日 天気:快晴
3時30分に起床して、5時10分にテントを後にして、ヘッドランプを点け歩き出す。最初は下りに7分ほどして沢を渡り木道が出てくる。15分ほどあるくと木道が終わる。周囲の根に足を取られないように30分ほど歩くと、登山道は水平気味になり、美しいブナ林が出てくる。雪のため下の方は曲がっている。6時05分にブナ平に着いて休憩する。
ブナ平から20分ほどで登山道は下りとなり荒菅沢を渡る。渡ってからは樹林帯の急な登りとなり、樹林帯が切れるあたりで休憩を入れて、尾根伝いに30分ほど登って1894mのクマ笹帯の稜線にでる。すると日本海が目に入ってくる。雨飾山の山頂、その先に北アルプスが良く見える。笹平を過ぎて、急な登山道を登って頂上に8時25分に着いた。
 山頂から北アルプスが槍ヶ岳から鹿島槍、白馬三山、朝日岳と素晴らしい展望である。また、南アルプスも甲斐駒から仙丈ヶ岳、北岳から見える。雲一つないピーカンで感激する。

 東には戸隠から黒姫、妙高山と見え、北には糸魚川の街並みと日本海が良く見えた。8月に歩いた栂海新道も良く見えて感慨深い思いになった。天気が良い反面、紅葉はイマイチで木々が枯れているように見えて、色付いていないのが残念である。頂上で25分くらい展望を楽しみ、登って来た道を下っていく。
途中ではツアーの団体も来ている。平日なのに沢山の登山者とすれ違い、キャンプ場に11時15分に着いた。テントを撤収してバス亭手前の雨飾荘で風呂に入り汗を流し、併設されているレストランで生ビールを飲み、ざるそばを食べて、13時27分発のバスで南小谷駅に14時10分に着いて、小谷駅14時22分発の特急あずさで八王子駅経由で横浜に帰った。特急は松本駅まで車内販売が無いので、駅近の酒屋で缶ビール等を購入して列車に乗り込んだ。


<行動時間>  10/9 八王子駅8:02-11:42南小谷駅12:03-12:44雨飾高原-13:45雨飾高原キャンプ場
 10/10BC5:10-6:05ブナ平6:15-(6:35荒菅沢通過)-8:00稜線-8:25雨飾山山頂8:50- 10:07荒菅沢10:15-11:15BC撤収11:35-12:15雨飾荘・雨飾高原13:27-14:10南小谷駅   14:22-18:00八王子駅

<山行雑感>
 この山は以前に同じルートで来たことがあり、雨飾高原のキャンプ場は気に入っていたのだが、今回は平日とあって休業していたため、ショップが開いていなかったのは残念であった。フリーサイトのテント場は芝生になってきて快適である。20張り程度が張れるが、平日なのに8張り張られ駐車場が満杯なのは、この時期の紅葉を求めてくる登山者が多いことが伺える。実際にキャンプ場から往復登山で6時間程度なので手軽な山と言えるし、山も展望が素晴らしい。今回は紅葉には少し早すぎたが、天気が快晴で雲一つない山頂での展望は素晴らしかった。
記録:KOS


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