秋田・駒ヶ岳

日程:2019年6月29日〜30日

 <行動記録>
 横浜駅5時22分発の横須賀線で東京駅に5時52分に着いた。東京駅6時32分発のこまち1号に乗車する。田沢湖駅に9時21分に着いた。風が強いのが気になるが雨は降っていない。

 10時05分発の駒ヶ岳八合目行きのバスに乗車する。11時05分に八合目に着いて、小屋にシュラフなどの不要な荷物をデポして、11時20分に歩き出す。バスに乗っている時は視界が利いたが、この頃よりガスが出はじめる。新道経由で阿弥陀池に12時15分に着く。稜線はガスに被われている。最初に馬場の小路(ムーミン谷)へ行く。視界が利いてなかなか良い所である。男岳の鞍部から30分ほど急な登山道を下ると、シラネアオイが沢山咲いている所で休憩する。その後、雨が降り始じめたので横岳への縦走をあきらめ引き返す。
男岳へ登って、ケルンのある山頂で写真を撮り下山する。雨の為、男女岳はあきらめ八合目へ下る。14時50分に八合目の避難小屋に着く。一階で缶ビールを飲みながらまったりしていると、団体の登山者が戻って来たりとかなりの登山者で避難小屋が混雑した。16時25分発の最終バスが下ると小屋は静かになった。

 この日に避難小屋に泊まったのは私を含め5名であった。夕食を食べ18時半頃に就寝する。

 6月30日 天気:霧時々雨
 4時30分に起床する。天気を確認すると今日は曇りなので、乳頭山への縦走をあきらめ、コマクサを見に行くことにした。
 5時50分に避難小屋を後にして焼森へ向かう。雨露で雨具を着ていてもびしょ濡れになった。横岳に6時50分に着いた。ガスに包まれ視界が利かないのが残念である。横岳から大焼砂へ下る。すると砂礫の斜面にコマクサの群落があり、かなりのコマクサが咲いていた。時期的には少し早めで後1〜2週間後がベストかと思う。30分ほどで男岳への分岐に着く。そこからゆっくり下って行くと木道に出る。するとチングルマが咲いていて。晴れていればさぞ綺麗だろうと思う。池に着いてしばらくすると昨日歩いた所に出る。この頃より雨が降り始める。阿弥陀池の避難小屋のトイレに寄って男女岳に登る。13分ほどで頂上に着き、写真を撮り直ぐに下山して、阿弥陀池小屋で暫し休憩をする。かなり混雑した。
 10時になり小屋を後にして、八合目の避難小屋へ向け歩いて行くと、雲が切れ始め雨も止んだ。10時50分に避難小屋に着いて、デポした荷物を整理して、11時15分発のバスでアルパコマクサに出て、風呂に入り生ビールで喉を潤す。その後、時間があるので乳頭温泉の妙の湯に行って風呂に入る。
 バスで田沢湖スキー場まで行き、ロッジヨーデルへ行く。すると八合目で一緒だった登山者と出くわす。宿の風呂と食事と最高である。
 18時に日本酒の「秀よし」を飲みながら夕食を食べ、23時頃に就寝する。
7月1日 天気:雨
 朝から雨が降っている。晴れていればもう一度山へ登ろうと考えて居たが、朝からの雨で気持ちが断念して、山形へ移動することにした。9時01分発のバスで田沢湖駅に出て、山形駅に向かう。

<行動時間>
 6/29 東京駅6:32-9:21田沢湖10:05-11:10八合目11:20-12:15阿弥陀池-12:45 馬場の小道13:00-13:40男岳-14:50八合目
 6/30 八合目5:50-6:50横岳7:00-8:05馬場の小道-8:40阿弥陀池小屋-8:52男女岳-9:05阿弥陀池小屋10:00-11:50八合目避難小屋
<山行雑感>  出発日の天気予報では29日30日共に降水確率60%とあったが、詳しく見ると29日は15時から雨、30日は6時頃に雨とあったので、行けそうだと判断して山行に臨んだ。実際には29日は14時頃から雨で、翌日の朝には一度止んだが8時頃より降り始め、昼頃まで降り続いた。乳頭山への縦走は諦めたが、駒ヶ岳の周回コースのルートを歩き、話題のムーミン谷に行き、コマクサの群落の見事さや、チングルマの素晴らしさに驚かされた。天気の良い日に再訪したい。  駒ヶ岳の八合目から入山する登山者の多さには驚かされた。この時期はやはり高山植物目当てなのだろう。
記録:KOS


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