皇海山

【日程】2016年10月15日(土)〜10月16日(日)

【行程】
10月15日(土)
7:00県民サポートセンター集合‐10:00ベイシアマート大間々店10:40‐11:35国民宿舎かじか荘12:15‐13:10一の鳥居13:25‐14:20庚申山荘

10月16日(日)
4:30起床‐庚申山荘5:55‐6:55庚申山7:05‐8:00薬師岳8:10‐8:50鋸山9:00‐9:30不動沢のコル9:40‐10:15皇海山10:35‐10:55不動沢のコル10:55‐11:25鋸山11:35‐12:20六林班峠12:30‐13:40 13:50‐14:55庚申山荘15:20‐16:00一の鳥居16:10‐17:00国民宿舎かじか荘18:00‐19:00 ベイシアマート大間々店19:30‐22:30横浜駅にて解散

【記録】 10月15日(土) 天候:晴れ
県民サポートセンター前に7:00集合。9月から雨の日が続いていたが、今回は天気予報も良く久々の晴れの山行に期待しつつN車にて出発した。向かうまでの車中ではNさんの若いころ滞在していたケニアの話で盛り上がった。10:00に群馬県みどり市のベイシアマート大間々店に着き、今夜の夕飯すき焼きの材料を調達した。広い店内と値段の安さに一同テンションが上がり、ついつい長居してしまった。ただ店内の冷房が効きすぎていて肌寒い。ここでアルバイトをしたら風邪を引きそうである。10:40にベイシアマートを出発して、車でかじか荘に向かう途中の道には一年分はあろうかというくらいの量の玉葱がまとめ売りしていたり、卵の自販機やうどん・蕎麦の自販機があって、地元では見かけない光景が新鮮である。

11:35にかじか荘に着き車を停め、かじか荘で登山届の提出と庚申山荘宿泊費の2050円の支払いをした。小銭が無かった為、950円のお釣りを歩荷することになった。宿泊費を2000円にして欲しいと思った。(´・ω・`)
時間がお昼近かったので駐車場で昼食をとり、準備とトイレを済ませて12:15に今夜の宿泊地である庚申山荘に向け出発した。かじか荘から一の鳥居までの林道はかじか荘の登山情報に「落石注意・落石多し」と書いてあったが、実際落石と思われる石が林道にたくさん転がっているし、林道のガードレールは落石のせいでボッコボコに凹んでいた。「落石注意」と書かれた表示がやたらと多い。(; ・`д・´)
一の鳥居に着き少し休憩し、庚申山荘に向けて出発する。ここでNさんが今回のオーダーを発表。先頭は僕で次にT君、Nさんの順だ。普段先頭を歩くことがないので少し緊張する。
14:20に庚申山荘に着いた。先に居たのは5人ほどであった。2階建ての山荘の中は広く40名ほど泊まれそうである。中には布団もあるし、なんと水場が(蛇口が3個)あり調理器具もたくさん揃っていた。また外のトイレは発電機付きで電気がつくしボタンを押すと自動で撹拌してくれる。快適過ぎてここにこのまま住んでしまいそうであった。

2階に行き荷物を置き寝床を確保した。夕食のすき焼きは16:00からするとのことだったので空いた時間で僕とT君で庚申山荘から往復40分程の天下見晴に散歩に行った。鎖場が少しあって岩の上に登ると360度展望が楽しめた。庚申山荘に戻ったのが16:10頃になってしまい、着くとNさんがすでにすき焼きの準備をしていた。一階にある8人座れるテーブルで他のパーティーと相席し食事をしながら雑談を楽しんだ。今日と明日が庚申山まつりということもあってか時間が経つにつれ人が増えていき宿泊客は30名程になった。色んな登山客と酒を飲みながら雑談を楽しみ20:00頃就寝した。
10月16日(日) 天候:晴れ
4:30に起床。朝ご飯は中Nさんが用意してくれた天ぷら蕎麦を頂いた。外は朝焼けがとても綺麗だ。今日歩くコースはヤマプラのコースタイムで11時間51分(休憩込み)、18.6kmと長いので、暗くなる前に下山するため10:30までに皇海山に着けなかったら引き返そうということになった。不要なものは庚申山荘に置いていき。準備を済ませ、5:55に出発した。庚申山に6:55に着、薬師岳に8:00着、出発してから2度の休憩をはさみ8:50に鋸山に到着した。庚申山から鋸山は破線ルートになっているが薬師岳まではルートも割としっかりしているし、登山客はいないし展望も良く、今回は富士山も見ることができてなかなか良いコースであった。ただ薬師岳から鋸山に行くまでの岩場は鎖とロープが張ってあるが岩がもろいので少し危険である。ここは確かに破線ルートという感じがした。
鋸山を出発して不動沢のコルを過ぎ、皇海山の山頂に10:15に着いた。本に「山頂は木々に囲まれ展望はあまりない」と書いてあったが、その通りで展望が悪く少し残念である。山頂でおっちゃんのホラ貝演奏を聞きながら休憩して出発した。この不動沢のコルと皇海山を往復する間に不動沢コースから皇海山を目指す登山客30人ほどとすれ違った。不動沢コースのほうは登山客が多そうである。
帰りは鋸山から六林班峠に行きそこから庚申山荘に戻るルートにした。鋸山から六林班峠まではずっとヤブこぎ。自分の身長より高いヤブもあって大変だった。足元が見えなくて木の根のトラップに引っかかり2回すねを強打した。(´-ω-`)
六林班峠に着き休憩し庚申山荘を目指すがまたしばらくヤブこぎが続いた。途中横が斜面のところを歩いていると目の前のヤブから突然「バサバサーッ!」っと、山鳩らしきものが飛び立ち危うく驚いて落ちるところであった。(゚д゚)!
ここまではいいペースできていたが、六林班峠から庚申山荘までが思っていたより時間がかかった。コースタイムが2時間5分なので、1時間40分程で着けると思っていたが2時間25分かかった。歩けど歩けどなかなか着かなくて少しくじけた。

14:55に庚申山荘に着き置いてきた荷物をまとめ少し休憩して下山した。17:00にかじか荘に着くころには辺りは少し暗くなり始めていた。かじか荘で温泉に入り18:00に駐車場を出るころには周囲に外灯がないので何も見えないくらいに辺りは真っ暗になっていた。19:00に来るときにも寄ったベイシアマート大間々店に寄り2割引きになったお弁当を買い車の中で食べて19:30に横浜に向け出発した。高速の羽田から工事による車線規制の渋滞に巻き込まれ少し遅くなったが22:30に横浜駅に着き解散した。

【感想】
先頭を歩くのは8月の十勝岳・富良野岳以来2回目であった。10回ほどルートを間違えてしまったが、ペースを気にしながら歩いたりと良い経験となった。また庚申山荘から鋸山までの行き帰りは人とすれ違うこともなく、久々の晴れた空の下、心地よい秋の山行を満喫することができた。Nさん、T君お疲れ様でした。(*^^*)v
(zuka記)  


2016年度山行報告へ