越後駒ヶ岳

【日程】:2016年10月7日(夜)〜9日

行程
7日横浜・新横浜・中央林間発22:00 小出 道の駅ゆのたに8日2:10到着 
8日道の駅ゆのたに5:54発 枝折峠駐車場6:30着−7:00発 明神峠7:31 駒ノ小屋12:00着−12:30発 中ノ岳分岐12:47 駒ヶ岳山頂着12:52−発13:05 駒ノ小屋13:19
9日駒ノ小屋7:00発 百草ノ池8:07 小倉山8:53 明神峠10:45 銀の道分岐10:53 枝折峠駐車場11:17

当初計画の【荒川岳、中ノ岳、越後駒ヶ岳縦走】をあいにくの空模様の為越後駒ヶ岳に登り、駒ノ小屋1泊に変更した。
7日夜横浜、新横浜、中央林間を3台の車で出発し高坂インターでメンバー全員合流した所で計画変更を報告。
その後小出インターを降り【道の駅ゆのたにに】2:00過ぎに到着。
8日朝雨は降っていない。ほっと胸をなでおろし忙しく朝食をとり峠道経由で枝折峠駐車場に向かう。1泊で下山予定なので、2日目の夕食、3日目の朝食担当者に食糧を車に残すよう指示。駒ノ小屋が満員になる可能性を考え、4天3張は担いでもらい登る事にする。枝折峠に向かう道から眺める車窓は、この所の温暖のせいか紅葉にはまだ早く木々は青々している。紅葉真っ盛りと思っての計画に少しがっかりするが、山頂付近の紅葉に期待する。3連休の初日の枝折峠駐車場には天候が思わしくないにも関わらず何台か車が駐車している。
準備体操をして7:00出発。前方に越後駒ヶ岳、左前方に荒沢岳の稜線がくっきり見える 。
銀山平から荒沢岳、兎岳までの稜線は雄大だ。出発直後は汗をかかぬよう、息が上がらぬようとアドバイスをいただきゆっくりペース登って行く。明神峠を過ぎ道行山手前で最初の休憩、雨が降り出した。皆レインウェアを着たが休憩中に雨が止んでしまった為、また脱いでザックにしまう人もいる。
今日はこの調子で降ったり止んだりの天候のようだ。小倉山手前で2度目の休憩、少しだけ勢いを増した雨が降り出す。皆雨の中静かに行動食をとっている。ザックカバーをかけて10分後には出発する。標高が上がったせいかようやく赤や黄に染まった木が目立つようになった。百草ノ池を過ぎ前駒の急登になる。岩場も多くなり風も少し強まった。山頂直下の岩場で下山中の駒ノ小屋管理人さんとすれ違いになった。「風が強いから気をつけて登ってください。」と声をかけていただいた。
正午、駒ノ小屋に到着。小屋の脇の水場では水が勢いよく流れている。小屋の前はかなり風が強い。全員が登ってくるのを待って小屋に入る。ゆっくり時間をかけて登ったので、荷物は重めだが皆疲れた様子はない。駒ノ小屋 1階は他の登山者で満員。我々は2階を使わせてもらう事にした。階段を登り左手には5名ほどの小さい部屋、右手には10名から15名ほど利用できる大きい部屋。結局2階には我々パーティ−の他、1名の宿泊者の方だけ。ほぼ貸切状態となった。

越後駒ヶ岳に登るだけの装備を準備して12:30小屋を出発。20分程で頂上に到着。山頂には鐘があり、剣を持った神像が出迎えてくれました。後で調べたら猿田彦様との事。山頂からの風景は白い雲の上にいくつもの頂きがのぞいている。一番近くには八海山の山頂が見える。 中ノ岳の稜線も見えるが山頂は雲の中、時々見え隠れする。記念写真を全員で写し下山。小屋直下の沢へ皆で水汲みに立寄る。 登ってきた側の反対の険しい坂道を3分ほど下りた所で水を汲む。
その後小屋の2階で各自くつろぎ宴会が始まる。ちょうど誕生日の男性メンバーの為に女性メンバーからの特性ケーキのサプライズ。 高級なブドウが2種類とたっぷりの生クリーム、ロウソクをともしてハッピーバースディの歌。たいへん盛り上がり、全員でおいしいケーキをいただく。又、今年入会された男性メンバーから秋田の清酒の差入れ。一升瓶がザックからでてきて、皆から歓声があがる。こちらも皆でおいしくいただく。夕食までの間全員参加で楽しい話で盛り上がる。17:00過ぎより夕食を4人毎(当初のテント泊のメンバー)で作る。 パスタやハンバーク、マツタケご飯、チンジャオロース。小屋の2階は美味しいにおいが立ち込める。換気に窓を開けると小屋の外ではいつの間にかテントが3張。
 9日朝5:00起床、外は弱い雨。今日は前線の通過があるという。ラーメン等で朝食をとり用意が整い次第下山することにした。 小屋備え付けの木製調理台を壁に寄せ、発砲スチロール製マットも壁に立てかける。箒で床を軽く掃除して外にでる。風は無いようだ。 準備体操をして下山開始。すぐに滑りやすい岩場の下りが現れる。足を取られないように慎重に下りる。皆が岩場を無事通過したのを確認してどんどん下っていく。雲海が広がり景色がとても幻想的だ。写真を取りながら、2回ほど休憩を入れ11時過ぎに枝折峠駐車場に無事下山する事ができた。
(記録machi)


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