蓼科山


2013年2月1日(夜発)〜2(土)


  

2月1日(金)
22:00横浜駅西口 県民サポートセンター前集合−26:00ピラタス蓼科スキーリゾート

22:00県民サポートセンター前に集合し、高尾山ICから中央道へ。諏訪ICで降りてピラタス蓼科スキーリゾートへ向かう。気温が高く、雨が降ったり止んだりの繰り返しで、せめて雪になってくれればと願う。ピラタス蓼科スキーリゾートの1Fフロアは開放されていて、そこで仮眠できるとのこと。電気はついていないものの、トイレあり、暖房あり、カーペットありで26:30頃就寝。この時点では外は雪だった。

2月2日(土)
6:00起床7:00=7:15スズラン峠7:30−11:00蓼科山山頂11:05−12:40スズラン峠

朝は6:00起床。外に出てみると昨夜の雪が雨に変わっていたが、大した雨でもないので、身支度して7:00にスズラン峠へ向かった。スズラン峠には7:15頃到着。各自準備をして7:30頃出発した。霧で真っ白だったが、登山道はトレースがしっかりしていて雪もそんなに深く無く、一部凍結しているようなところもあったが、つぼ足で十分歩けた。
気温が高く途中で服を脱いだが、8:50頃、標識のある2,110m地点で1回目の休憩。本来であれば、少し景色が見えるところだったが、霧で真っ白で何も見えない。ここから雪が少し深くなった感じになったが、トレースがしっかりしていて問題ない。ただ、降ったり止んだりの雨と少し強くなった風が嫌な感じだった。
10:00頃、2,350m付近で2回目の休憩。そろそろ森林限界を越えそうだったため、念のためアイゼンを装着し、バラクラバとゴーグルの準備をする。15分程度の休憩後出発、2,450m付近の森林限界に10:45頃到達。霧で真っ白な状態で、しかも、ものすごい風に気持ちがひるむが、「行けるところまで行こう」ということで、ゴーグルをつけて進む。何度も風に体が煽られて体勢を崩してしまうが、かろうじて見えるオレンジ色のポールを目安に進んでいく。ポール通りに進んで行くと、途中から山頂を南から東へトラバースする格好になり、山頂が壁になって進むほどに比較的風が弱まってきた、といってもそれなりの風。11:00頃、蓼科山荘に到着。

今回の参加者は今回初めて蓼科山を登るメンバーだったので、ここから山頂までの距離がつかめず、ここでも「行けるところまで行こう」ということで山頂にむかった。強風で登れるのか不安だったが、あっけなく11:05頃に山頂到着。霧がなければ、山荘から山頂が見えていたのかもしれない。

山頂からの景色は真っ白で強風だったため、そそくさと記念撮影をしてすぐに下山を開始した。山頂の気温は0.7℃で、登っている途中でバラクラバとゴーグルを外してしまった。下山は2回程度休憩をはさんで、12:40頃スズラン峠に到着した。

気温が高く、雨は降ったり止んだり、景色は白一色、森林限界以上は暴風、という状態だったが、下山中は4パーティほどとすれ違った。全体的にトレースがしっかりしていて、山頂付近はオレンジのポールが目印になっている(といってもこの日は2つ次のポールは見えない時もあり)ので、天気が多少悪くても迷うことなく歩けた。帰りは「河童の湯」で汗を流し、諏訪ICから中央道を通って19:00頃横浜駅に到着して解散した。    Y記

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