生藤山から高尾山

日程:2013年3月3日


  

3月3日、東神奈川駅6時00分発の八王子駅行きの横浜線に乗車する。八王子駅に6時55分に着くと、直ぐに甲府行き6時56分発の中央線が接続していて乗車する。上野原駅に7時21分に着いた。集合時刻の8時にはだいぶ時間があり、トイレを済まし、身支度を調え、A氏を待った。前日にIZ氏が山行に欠席との連絡が入り、当日はOH氏が足の調子が悪いと欠席を知る。2名の山行となった。A氏は7時55分着で上野原駅に到着した。直ぐにタクシーで登山口へ向かう。軍刀利神社まで入ることができ、路線バスで入るより30分は短縮できたであろうと思われる。
 軍刀利神社を8時20分に歩き出し、直ぐになだらかな登山道となる。沢筋から右に登山道は延び、尾根に出る。ここで一本休みを取る。そこから尾根を登り三国山にすぐに到着する。尾根を東に延びる登山道を歩き、標高990mの生藤山へ到着。次のピークが標高が1019mの茅丸に着く。ここでは展望は無く、葉を落とした木の間から石老山が望めた。そこから、展望の無い尾根を小さなアップダウンを繰り返し、山の神で休憩する。山の神から小さなピークが幾つかでてくるが、いずれも巻道を行き、先を急ぐ。和田峠に出ると、車が数台止まっている。人の気配も多くなる。ここでは休まず、階段の登山道を登る。霜が溶け泥んこ状態の道を歩き、陣馬山に11時30分に到着する。やはり人は多い。白い馬の前で記念撮影をする。ここまで3ピッチで来た。雲も広がり、気温が下がってきたようで寒くなる。ここまで順調に歩けた。高尾山まで行くのであれば、景信山に14時に着くことが必要と確認する。しかし、陣馬山から高尾山までは遠いと景色を見て思う。あとは足の調子かとA氏が言うのが最もだと確信する。
 陣馬山から景信山まで4.5kmの標識があり、2時間はかかりそうだ。最初は半分氷っている登山道がやや下りなので、小走りで歩いて行く。茶店のある竜王峠を通過し、1時間歩き白沢峠を越えたあたりで休憩する。そこから、直ぐに電波搭が現れ、登っていくと景信山に到着する。茶店もあり、人も多い。時刻は13時20分。高尾山まで充分に行ける時間である。見事なトイレ小屋が設置してあるが、便器は1つと利便性は悪い。
 城山までは最初は下り、城山峠まで25分あまり、そこから登りになり、城山に着く。西丹沢の山々がかなり雪をかぶっている。雲に覆われ、こちらも雪がわずかにちらついた。城山から一丁平を経由して高尾山へ。15時10分に着いた。ここで今日の目標が終わったような気がするが、ここから高尾山口まで4.5kmの下りが待っている。  高尾山から舗装された道を下るが、結構下りが急で足の指が痛くなりそう。そうして、高尾山口駅に16時15分に到着。直ぐに電車にのり高尾駅へ出て、JRで八王子駅へ出て、反省会をやり帰った。
<行動時間>  上野原駅発8:00-8:15軍刀利神社8:20ー11:30陣馬山11:40-13:20景信山13:30-15:10高尾山頂上1525ー16:15高尾山口
<山行雑感>  今回の山行は生藤山から高尾山までの長丁場なので、気合いを入れて歩いたというか、後ろから追い立てられて、歩かされたような気がする。しかし、気合いを入れ歩いたため、高尾山まで行くことができたことは喜ばしいことだ。しかも、8時間足らずで歩けたのは、この寒い時期ならではと思う。
 入山でタクシーで軍刀利神社まで入れたことは、バス停から30分は得したし、路線バスの発車までの時間を足すと、合計1時間は得した計算になる。だから、タクシーを使用しなかったら、高尾山までの縦走は無理であったと思う。
 参考までに井戸行きのバスは8時29分発、軍刀利神社までのタクシー代は3230円です。


K 記

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