丹沢・モミソ沢遡行〜小草平ノ沢下降〜勘七ノ沢遡行〜モミソ沢下降



日程:2011年6月25日


初の単独遡行へ行きました。
新茅荘に車を置いて出発。
誰もいないモミソ沢。
日も当らないの少し寒いくらい。3段11m滝で振り返ると陽射しが入り込んで、きれいだった。
単独で来ると沢が違って見える。緊張からか?ある意味新鮮だ。

大滝までは苦労することもなく、進む。
大滝は、予定通り左から巻く。大滝上からは、ゴーロ。
詰めを登って大倉尾根へ・・・・・
「はあ、疲れた」
休憩がてら、朝食を摂る。通ったのはトレイルランの格好をした人だけだった。

一息入れてから、小草平ノ沢下降へ・・・樹林帯で暗い。「暗いなあ」と思いながら降りる。
小さなナメと滝を降りて、さらに滝が出てきたので気にもせず降りると7m滝だった。ふと振り返って「これは?」写真を撮って、先へ進む。途中で二人パーティに出会う。
4mCS滝?は、残置シュリンゲを利用して降りた。
出合いの5m滝は右岸側を巻いて降りた。下降では、1カ所だけ懸垂をした。
出合いには、立ち入り禁止のテープが張られていた。

勘七の沢のF1に立つ。
初めての沢だ!
”F1が難しい”と書いているので「どうかな?」と感じたが、取り付いてみると体が動き、難なく終了。
F2とF3を過ぎ、F4に来ると先行パーティがいた。終わるのを待ってから、取り付く。
落ち口付近で休憩していたので、先に行かせてもらう。少し先で休憩。
堰堤を4つ過ぎて、F5に到着。
当初は巻く予定だったが、見てみると登れそうなので、登ることにした。
高さもあるので、落ちないように慎重に登った。

ゴルジュ帯の滝を超えるとペースが落ちる。三俣を良く確認せずに詰めてしまった。
10mの涸棚?がないというか気づかずに登ってしまった?
支尾根に上がることにする。尾根を登っていくと踏み跡にぶつかる。
詰める沢が一つ早かったのか?
踏み跡を詰めていくと花立山荘より下の地点に出た。
大倉尾根を歩き出したが、お腹が空いたので15分くらい休憩。
後ろに男女グループが歩いていたが、新茅荘でまた会ったので「戸沢経由で降りても良かったかな?」と、あとで感じた。
単独の男性に先に行ってもらったときに「蛭は居なかった?」と聞かれたが、「そういえば遭遇しなかった。」

疲れて、モミソ沢の下降がヨロヨロになってしまった。
植林保護のフェンス沿いに降りていった。ゴーロ歩きをしたくない気分だったのでそのまま尾根を進む。
大滝の上の右岸尾根から沢に降り立った。曇ってしまったので、朝とは違い暗い感じのモミソ沢。
大滝を右岸から降りて、小滝を下っていくが、頭が働かない?で、降りることに躊躇してしまう。

降りだすとなんと言うこともないのだが、一歩踏み出すまで時間が掛かる。
3×5m滝?だけ、どうしても降りられずに左岸から懸垂してしまった。
振り返ると「なぜ?」と思ってしまった。

気を取り直して、出合いを目指す。目標より30分遅れで到着。
懸垂岩では、トレーニングしている会がいた。
体力減退を感じた。反省と現状で出来る範囲が、わかった山行だった。

モミソ沢出合(6:30)⇒3段11m(6:50)⇒大滝(7:12)
⇒稜線(7:50〜8:00)⇒小草平ノ沢7m滝(8:36)⇒勘七ノ沢出合(9:35)
⇒F5(10:38)⇒大倉尾根(12:19)⇒途中で休憩(12:30〜)
⇒モミソ沢下降点(13:10)⇒モミソ沢出合(14:36)⇒新茅荘(14:45)

(記 MM)

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