北ア・燕岳・常念岳縦走




日程:2011年7月1日(夜発)〜3日


7/1(金) 天候:曇り
横浜駅西口ロータリー集合(21:00)→中央道双葉SA(23:30)→道の駅アルプス安曇野ほりがねの里(7/2 1:00)→就寝(1:15)

梅雨の時期だったため天気予報が曇りのち雨と言う予報で山行を決行する事にした。
レインウエアを着て2日間歩く覚悟をしていたが、夜の天気予報では雨の予報ではなくなりなんとか天候が良くなって欲しい気持ちで車を走らせた。順調に道の駅まで到着。我々と同様テントを張り仮眠しているグループがいた。トラックが一晩中エンジンをアイドリングしておりうるさくて眠れなかった。

7/2(土) 天候:曇り時々晴れ
起床(4:15)→道の駅(5:00)→中房温泉登山口駐車場(5:40)→車回送引き渡し(6:15)→中房温泉登山口(6:23)→第二ベンチ(7:18)→富士見ベンチ(8:19)→合戦小屋(8:54)→燕山荘(10:14)→燕岳(10:59)→燕山荘(11:54)→小林喜作レリーフ(14:38)→大天荘(15:34)→大天井岳(15:49)→大天荘(16:03)→夕飯(18:00)→就寝(19:30)

起床してとりあえず雨が降ってなくて安心をする。テントを撤収して中房温泉登山口へ車を走らせる。予定通り到着して事前に依頼していた回送屋を待って所に電話が入り15分遅れると連絡が入った。この回送屋は本当に大丈夫なのか心配がよぎった。15分遅れて車を引き渡し登山口を出発した。皆で何だかあやしい回送屋だなと言う印象を受けた。

最初の登りは、北アルプス3大急登と呼ばれているので覚悟して登ったが、登山道が整備されておりまた1時間ごとにベンチがありあっと言う間に合戦小屋まできてしまった感じがした。名物のスイカを食べている人がいたが我々は食べなかった。合戦小屋を出発すると、雲の合間から太陽が時々でて、照りつける日差しが厳しかった。この時、あらためて「夏山だなー」と感じた。燕山荘に到着するとガスっていて眺望はなかった。少しベンチで休み、ザックをデボして燕岳山頂へ向かう。オブジェの様な岩がたくさんあり楽しめた。私個人的にはイルカの形をした岩がとても面白かった。山頂へ向かう途中に雷鳥をすぐ近くで見ることができた。KT氏は何度も雷鳥をみているのであまり興味はなさそうであったが、私はまだ2回目ということもありじっくりと観察をした。無事に燕岳山頂に到着。周囲はガスっていて何も展望がないので記念撮影をして燕山荘へ向かった。燕山荘で、うどんを食べて大天井岳へ向かう。まだシーズン始めということで、大天井岳へ向かう登山者は我々だった。大天荘まで歩いて1パーティとすれ違っただけと言う少なさだった。登山道はこまくさや雷鳥をみることができ、視界も良くなることがあり我々を飽きさせなかった。小林喜作レリーフを過ぎると急登となり寝不足がたたり歩くスピードが落ちる。こまめに休みをいれてなんとか大天荘へ到着する。大天井岳に向かう途中ガスっていて槍ヶ岳の眺望は望めないと思っていが、風にガスの切れ間ができ若干ではあるが槍ヶ岳を見ることができた。槍ヶ岳はまったく見ることができないと思っていたのでみれて良かった。大天荘に入りKTさんは、ビールと缶チューハイでご機嫌。HMとKYさんは高山病のせいか頭痛がひどく寝床で夕飯まで仮眠。夕飯は鯖の味噌煮とハンバーグを選択する事ができた。皆ハンバーグを選択して夕飯を食べた。食後は明日の天気予報をみてがっかりした。曇り時々霧雨、午後3時から雨と言う予報を聞いて明日はレインウエアを着て歩く事になるかもと思い就寝した。寝床にはいると外は雨の音がしていた。

 7/3(日)天候:曇り
起床(4:30)→朝食(5:30)→大天荘(6:15)→東大天井岳(7:14)→常念小屋(8:40)→常念岳(9:58)→常念小屋(11:08)→昼食→常念小屋(11:55)→一の沢ヒエ平(14:48)→ほりでーゆ四季の郷(15:30)→横浜駅(21:15)

起床して小屋周辺を散歩した。心配していた雨も降っておらず一安心して朝食を食べた。大天荘を出発して20分ぐらいすると視界が良くなってきて近隣の山々などが見え始めた。
常念小屋まで天気は曇りだが時折視界もよくなり良い景色を眺めながらゆっくりと歩いた。東大天井岳山頂も登山道からすぐ近くだったのでそこで記念撮影をした。しばらく歩き常念小屋に到着し常念岳をみると山頂はガスっていてなにも見えない状態だった。ザックをデポして1時間ほど歩いて山頂に到着。記念撮影をして視界が良くなるのを待っていたがよくなりそうもないので降りることにした。下山しようとした時、AMさんが雷鳥をみつけた。雷鳥の羽の模様は岩と良く似ており天敵に見つけられないようにしていることが改めて良くわかった。下山している途中で視界が良くなり山頂まで見えるようになった。山容をみてすっきりした姿だとあらためて感じた。小屋で昼食をとり一の沢へ下る。途中2回の休憩を入れて無事に下山した。心配していた車も登山口にあり一安心し、ほりでーゆ 四季の郷へ向かいお風呂に入ってから横浜へ向かった。

中央道双葉SAで晩ご飯を食べる。大月から八王子まで事故渋滞で2時間以上と表示されていたので大月ICから裏道を走り、2時間半で横浜駅に到着した。今回の山行は天気予報が良い方に外れてくれて助かりました。今度は晴れている日に行きたいと思います。

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