奥秩父・和名倉山
日程 2025年10月27日〜30日
<行動記録>
10月27日(月)天気:晴れ
当初は26日に出発予定であったが、天気が悪いので1日ずらして27日に出発とした。八王子駅8時03分発の特急あずさ3号で山梨市駅に4分遅れの9時02分に着いた。山梨市駅発9時12分発のバスで新地平に10時00分に着いて、林道を歩き「亀田林業所林道」を行く。このルートが笠取小屋への最短ルートである。最初の1時間は展望も無く面白味に欠ける林道であったが、紅葉が見られ沢筋を歩くようになると雰囲気が良くなった。
2回目の徒渉をした標高1540m付近で2本目の休憩を入れる。その先が急登となり右にトラバース気味の登ること40分ほどで雁峠に着くと目の前に笠の形に見える笠取山が見える。天気も良く振り返ると乾徳山や黒金山が青空に映えて美しい。そこから少し歩くとススキの綺麗な小さな草原にでる。そこから15分下ると笠取小屋に着いた。小屋の裏手に天幕を張った。水場は小屋の左手の沢を2分ほど下った所にある。
10月28日 天気:快晴
今日の行程は将監小屋(しょうげんこや)までなので6時間弱なので少し起床を遅らせて4時30分とした。朝食を食べ天幕を撤収して6時15分に歩き始める。稜線まで登ると富士川と多摩川の分水嶺があり、そこを越えると一端下りとなり笠取山が目の前に見え、かなりの急登なのでゆっくり行こうと心した。
50分弱で笠取山山頂に着くと、何とピーカンで富士山はもとより素晴らしい展望に感激する。
笠取山山頂から先は岩稜で小さなアップダウンで慎重に行動して意外と時間が掛かった。トラバース道と合流する辺りから登山道は笹に覆われ足下が見えにくくストックで確認しながら歩いた。8時15分に黒塊の頭に着いて休憩する。縦走路に大きな岩がありそこから数メートルで黒塊の頭であるが道標は無かった。展望もない。
さらに笹の登山道を小さなピークを幾つか越えて行くと、唐松尾山山頂に着いた。あまり展望も無く三角点が有るのみである。地図で確認するとその先に西御殿岩という展望の良い所があるので行く。
稜線の登山道からの分岐が良く分からずにヤマップの地図で確認しながら、踏み跡程度の登山道を縦走路から25分ほど行くと西御殿岩に着いた。実に展望の良い所で雲取山への稜線や富士山などが確認できた。
縦走路に戻り山の神土に着いて休憩する。ここは明日の和名倉山への分岐となる。その後20分ほどで将監峠に着いて、10分下ると将監小屋に着いた。水場はテント場横で湧いていた。トイレもバイオトイレで夜間は電気が点く。夜はかなり冷えた。
10月29日 天気:晴れ
4時起床して、5時15分にヘッデンを点け将監峠まで登り、山の神土から笹の道を行くが藪で歩き難い。しかし、その後は踏み跡がしっかりしていて歩き安い。リンノ峰の手前で休憩を入れる。富士山の方角は雲が出ていた。リンノ峰の左をトラバースして行き、登り返すと西仙波になり、岩稜帯となる。東仙波で休憩をする。
その後も岩稜帯で注意して歩くと、笹原の気持ち良い尾根になる。吹上ノ頭の脇を過ぎて鞍部で休憩する。その後、和名倉山への分岐に着き、右に折れて行くと9時30分に周囲は樹林に覆われ展望の無い和名倉山に着いた(別名白石山,標高2036m)。
山頂を後にして分岐まで戻る時に他の登山者とすれ違う。また、テントを担ぎ秩父湖へ抜ける方もいた。途中の尾根上で休憩して、東仙波に11時20分に着き休憩をする。
リンノ峰を過ぎた所で休憩を入れ、将監小屋に13時20分に着いた。この日の晩は雲が湧き星空は見れなかったが、冷え込んだ。
10月30日 天気:快晴
3時30分に起床してテントを撤収するとフライシートはバリバリに凍り付いていた。おそらく-3℃くらい冷え込んだと思う。
天幕を撤収して5時10分にヘッデンを点け歩き始める。周囲は朝霧が出ているようであった。小屋から20分ほど登り、尾根をトラバース気味に下って行くと朝霧は消え、樹林の合間から周囲の様子が確認できた。すると雲海が広がっていることが分かった。
7時15分にガレ場に出ると樹林が切れ見事な雲海が見えた。この上ない快晴である。
その後1時間ほど歩くと禿岩の分岐に着いた。そこから3分ほどで岩場に出るとなんと素晴らしい景色か、雲海の彼方に南アルプスが見え、
富士山とその手前に大菩薩嶺が見えた。
縦走路に戻り直ぐに飛竜山分岐となり、休憩して飛竜山に登るが、山頂は樹林に覆われ展望は無かった。登った道を引き返し、分岐から前飛竜山まで登り返す。前飛竜山付近は岩稜帯で、その後は熊倉山、サオラ峠を過ぎて丹波温泉に13時15分に着いた。残念ながら丹波温泉は木曜日休業で、14時50分のバスで奥多摩駅に出てもえぎの湯で汗を流して帰宅した。
<行動時間>
11/27 新地平10:05-11:00休憩11:10-12:10徒渉点12:20-13:07雁峠13:15-13:40笠取小屋
11/28 笠取小屋5:15-7:05笠取山7:15-8:30黒塊の頭8:40-9:30唐松尾山9:40-10:25西御殿岩10:35-12:10将監小屋
11/29 将監小屋5:15-6:25リンネの頭手前6:35-7:25東仙波7:35-8:40休憩8:50-9:30和名倉山9:40-10:20休憩10:30-11:20東仙11:30-12:15休憩25-13:20将監小屋
11/30 将監小屋5:10-6:10休憩6:15-7:15広場7:25-8:15禿岩8:25-8:45飛竜山-9:10分岐9:20-9:45前飛竜山9:50-10:45休憩10:55-11:20サオラ峠-11:50休憩12:00-12:30分岐12:50-13:15丹波温泉
<山行雑感>
和名倉山へ行く最短ルートは三ノ瀬までタクシーを使えば将監小屋まで4時間程度(一ノ瀬から5時間程度)で行けるので1泊2日で行くことも可能である。丹波から登ると将監小屋まで7時間以上かかるので、冬では着く頃には暗くなってしまう。そのため、雁峠から笠取小屋経由で将監小屋まで行くことにした。
4日間とても良い天気で奥秩父の稜線歩きができて良かった。笠取小屋、将監小屋ともに快適なテント場で再び訪れても良いと思った。
記録:KOS