大峰山・釈迦ケ岳〜八経ケ岳縦走

日程 2025年5月10日〜12日

<行動記録>
 5月10日(土)天気:曇
 天気予報では10日は雨後曇、11日は晴れ後雨、12日は曇なので山行に臨んだ。
 近鉄・大和上市駅8時30分発のバスで前鬼口に10時33分に着いた。このバスは土日の運行で平日は16時30分発と利用するには無理がある。しかも一日往復の運行である。  前鬼口から舗装された林道を緩やかに下って行くと時折霧雨となったが直ぐに止んだ。その後、林道は登りとなり不動七重の滝で2本目の休憩をする。
13時20分に登山口で登山届けを提出して40分ほどで前鬼に着いた。テントを張り受け付けをすると一人500円と良心的な値段である。私の他には宿泊所に2名、宿坊に7名程度の宿泊者が居たようだ。ここでは電波が入らないので天気の状況は確認出来ないが、明日は天気が持ちそうだと判断する。
5月11日 天気:晴れ後雨
3時に起床して4時30分に出発する。薄明るくなり直ぐにヘッドランプは入らなくなる。1時間ほど歩くと木の階段の末端に差し掛かかり休憩する。ここから853段と表示があった。二つ岩を越えると登山道はトラバース気味に幾つか沢を越える。大日岳が見えてくる所で休憩を入れ、30分ほど登ると太古の辻に到着する。昨年に来て大峰奥駈道南部の看板が懐かしい。今回は北へ足を進める。大日岳分岐で休憩をする。登山口で大日岳行場は通行禁止とあったので行くのを諦める。そこから直ぐに深仙宿の小屋に着く。小屋は3〜5人の小さな小屋で、近くに水場があるが今回は水場の確認はしなかった。深仙宿のお堂があった。
さらに足を進め、釈迦ケ岳手前の分岐から5分ほど下り、かくし水で水の補給を行い、釈迦の銅像の建つ釈迦ケ岳に着いた。四方は展望が良く、八経ケ岳も見え、その右に数年前に行った大普賢岳が望めた。南の方角には昨年行った大峰山南部が見えた。天気も良く今日一日天気は持ちそうだと思った。

山頂からは一気に登山道は急になる。?の花の難所を過ぎても岩稜帯が続く。右下には奇岩が見える。小さなピーク(標高1715m付近)に達すると突然に電波が入ってきた。明日の天気予報を確認すると今日の夕刻より雨で朝方まで雨が残るがその後は曇となり行動するには問題ないと判断した。
鐺返しを過ぎると笹原の歩き安い登山道となる。孔雀覗ではおそるおそる下を見ると絶壁で、五百羅漢の奇岩が見えた。
孔雀岳を過ぎると鳥の水の水場があり、細いが水は出ていた。 仏生嶽を過ぎて行くと楊子ケ宿の小屋に13時05分に着いた。今晩は雨降りなのでここの小屋に宿泊することを決め、2?の水は持っていたが水場に水の補給に行った。2階建ての綺麗な小屋で、この日は貸し切り状態であった。18時頃から雨が降り出した。

5月12日 天気:雨後曇・晴れ
3時30分に起床すると雨が降っていたが、出発する4時45分には霧雨状態となり、天気は回復傾向にあった。しかし、風があり体感温度は寒かった。
小屋から20分ほどで楊子ノ森に着いた。コバイケイソウが咲き始めて晴れていれば気分の良い所だと感じた。キャンプ適地の舟ノ峠に差し掛かった。その先で休憩をした。その後、霧雨は止んだが風があり寒い。五鈷峰を過ぎて岩稜帯に差し掛かると梯子が出てきて、そこを慎重に通り過ぎると崩壊地で、上部を慎重に歩いて行った。
登山道の傾斜が増して、木々がまばらになると明星ケ岳の分岐に7時35分に着いた。荷物を置き、5分ほど歩くと明星ケ岳の山頂で、ガスが切れて青空が見えた。分岐に引き返し、15分ほどで八経ケ岳に着いた。弥山には行かず引き返し、分岐で休憩した後、栃尾辻に向け歩いて行く。歩き安い登山道で高橋横手に9時35分に着いて休憩する。ここから先は7年前に来たところで思いで深い。
みたらい渓谷へ下る登山道の分岐で休憩を入れ、栃尾辻に11時15分に着いた。その後、天の川温泉に向け登山道を行ったが、あまり踏まれている登山道では無く、赤布を探しながら行き、大原から尾根伝いに下って行き大平辻に12時10分に着いた。その後は尾根に整備された林道を歩いて行くが、坪内の手前で林道は消えていて、GPSで登山道を確認しながら下ると、崩壊地に出て登山道も消えていた。少し戻り登山道とは思えない、杉林の中を下ると、崩壊地に整備された階段に出て、天の川温泉に13時50分に着いた。

<行動時間>
 5/10 大和上市駅8:30-10:30前鬼口10:40-12:30不動七重ノ滝12:40-14:05前鬼
 5/11 前鬼4:40-7:05太古ノ辻-7:20大日岳分岐-9:05釈迦ケ岳9:10-13:05障子ケ宿小屋
 5/12 小屋4:45-7:45明星ケ岳-8:05八経ケ岳-11:15栃尾辻-13:50天の川温泉

<山行雑感>
 この山行で昨年の大峰奥駈道と18年の八経ケ岳から山上ケ岳の山行のトレールの間が埋まったことになる。前鬼にテント泊をしたが、宿泊所に泊まればテントの持参は必要無かったことになる。また、春は水場が出ていることが多いようだ。
 事前の天気予報では予備日の使用が不可欠と思われたが、以外にも天候が回復傾向にあり順調に山行を終えることが出来たことは嬉しい。
記録 KOS


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