西丹沢 マスキ嵐沢
日程:2025年6月7日
行程:
0800大滝橋−0830取付き〈マスキ嵐沢〉1228箒沢権現山〈南西尾根〉1409大滝橋
はじめに:
年に一度の当会の親睦会であるやまゆり祭の山行として、沢登りを計画した。天候に恵まれ、新緑の木漏れ日の暖かさもあり、あえて滝面に近づき水しぶきを受けて気持ちの良い遡行が出来た。個人的には今年の沢始めだった為、乾いた岩稜帯とは異なる沢の魅力を改めて実感する1日となった。
記録:

マスキ嵐沢の入渓点で装備を整えてから遡行を開始する。ロープを出す場所はあまり無いが、ロープの訓練もかねて750地点の2段15m滝の2段目でロープを使用した。上り口に支点となる適当な太さの木は乏しく、近くに細引きが垂れていたが古い為、0.5カムとBD#2ナイフブレードを打って支点としたが、確保支点としての強度は低く改善の余地がある。次の7m滝もロープを出して登り、登り口から少し奥の太い木で支点を構築する事が出来た。
920地点の10m涸棚は、登り出しの足場に少し戸惑い、仲間からのアドバイスをもとにステップを探す事が出来た。中間支点も数か所あり、登り口にもリングボルト1つ、RCCボルトが2つあった。いずれも、中間者はタイブロックで登り、最終者のみ確保器で引き上げた。
稜線に出る詰めは窪んだすり鉢状になっており、新緑の隙間から空が見えて気持ちの良い詰めだった。箒沢権現山で大休止を取り、沢靴から登山靴に履き替えてから、南西尾根で下山した。下山路は比較的新しい黄色いテープが一定区間で木に巻かれており、道迷いの対策が徹底されていた。落ち葉の積もった湿った急斜面に足を取られながら下山した。

おわりに:
今回の沢登りの計画は私と新人さんで計画し、リーダーを新人さんに担って頂いた。リーダーの役割は山行中だけではなく、山行前の装備調整、配車調整など事務手続きも多く、調整が大変だったと思うが、会の先輩方のご指導や様々なアドバイスを受けながら、リーダーの役割を学ぶ良い機会になった事と思う。また私自身も、若い世代にノウハウを共有する事やパーティー内の役割を伝えていく過程で、リーダーシップやメンバーシップの在り方を自分自身が学ぶ良い機会となった。
記録 AB