畦ケ丸山〜菰釣山〜石割山 縦走
日程:2025年4月18(金)〜19日(土)
天 気:初日は曇り、2日目は快晴
交 通:新松田駅8:25発バス乗車、9:36西丹沢ビジターセンター到着
行 程:
[1日目]9:50西丹沢ビジターセンター(538m)〜12:35畦ケ丸(1,291m)〜13:00モロクボ沢の頭(1,186m)〜13:43大界木山(1,246m)〜14:25城ヶ尾山(1,198m)〜15:50菰釣避難小屋(宿泊)(1,212m)
[2日目]5:50菰釣避難小屋〜6:15菰釣山(1,378m)〜6:42ブナノ丸(1,334m)〜7:05油沢ノ頭(1,308m)〜7:45沢の頭(1,296m)〜8:00西沢ノ頭(1,291m)〜8:25山(1,296m)〜9:00ノ頭(1,260m)〜9:24山伏峠(1,141m)〜11:52石割山(1,419m)〜12:30平尾山(1,291m)〜12:48大窪山(1,267m)〜13:25大平山(1,294m)〜13:52飯森山(1,191m)〜14:00長池山(1,176m)〜
14:40東急ハーヴェスト山中湖
バスに同乗していた登山者は5人、平日のせいかすいていた。ビジターセンター周辺に見える山々は淡い新緑と桜に彩られていたが、その後の山道周辺の春はこれからのようだ。
以前畦ケ丸に登った時は初めの川沿いの道を間違えて迷った経験があるため、今回は注意して歩いたつもりだったが、途中一か所だけ間違えてしまった。すぐ気づいたので正規のルートにすぐ合流できた。この日は電車に乗り遅れて出発時間が遅くなったため、今回は下棚も本棚も立ち寄らなかった。
西沢沿いを過ぎると急な登りとなる。3パーティほどの登山者に追い抜かれたが、平日のためか畦ケ丸山頂にはだれもいなかった。畦が丸から菰釣山に向けて、黙々と細かいアップダウンを繰り返すため結構身体にこたえていく。シジュウカラやヤマガラ、ルリビタキなど繁殖期を迎えた賑やかな鳥たちの囀りに耳を傾けながら黙々と歩いていると、大界木山を過ぎたあたりで前方登山道に日本アナグマがいるのを発見。しばらくすると私の存在に気づき右手に逃げて行った。
15:50予定通りの時間に菰釣避難小屋に到着。小屋には登山道の整備をしている作業員の方2名が寝泊まりしているためスペースの半分ほどは使用できなくなっていた。外にあるテーブルで夕食をすませ、17時30〜50分ごろ夕焼けをながめて小屋内でゆっくりしていると、作業員の方々が戻ってきた。話を聞くと畦が丸の小屋も彼らが建て替えたそうだ。今回の登山道整備は5月中に終了させなければならないのでこの日は日暮れまで、次の日土曜日も作業するとのこと。翌日になって菰釣山周辺の工事途中の登山道を歩きながら、所々多くの材料が置いてあるのを見て、大変な作業を山中泊りがけで整備してくださっていることに感謝の気持ちでいっぱいになった。因みにトイレや水場は菰釣避難小屋にはない。
2日目は晴天に恵まれ、菰釣山から今回初めて富士山を山中湖とともに眺めることができた。菰釣山から先は6つのピークを越えて少しずつ近づいてくる富士山を眺めながら、山伏峠まで思ったよりも非常に長く感じた。西沢の頭の手前でこの日初めての登山者とすれ違った。山伏峠は県境で神奈川県から山梨県へ。峠を過ぎると土がざらざらして滑りやすくロープが備えられているところがある一方、芽吹き始めたバイケイソウが山道を彩り目を楽しましてくれる。そして山中湖の周辺には別荘が眺められ、視界が広がり全体的に雰囲気が明るくなり、ちょっとしたことではあるが峠を境にその環境の変化が印象的であった。
山中湖と富士山の素晴らしい絶景を眺めることができ、またいきなりたくさんの登山者がいてにぎやかであった。石割山山頂から平尾山方面の下り坂は、ロープはあるが土がむき出しでくぼんで滑りやすい道がしばらく続いた。平尾山山頂からの富士山の景色も素晴らしかった。その後大平山までの登りは終盤ともあって長く感じられ少しつらかったが、ゴールがもう近いということとなんといっても富士山の景色が精神を癒してくれた。そしてなんとか予定通りの時間に東急ハーヴェストに到着できた。
このコースの印象としては神奈川県側は登山道や小屋の整備がかなり行き届いているが、新緑はこれからでまた曇っていたせいか景色がやや単調、一方静岡県側の登山道は整っているところもあるが滑って転びそうになりそうな土壌むき出しの坂道など歩きにくいところがある反面、富士山と山中湖の見事な景観、芽吹きの緑鮮やかなバイケイソウ、コブシやアブラチャンの花など明るさを感じた。おかげで後半は疲れが癒されてよい気分で山行を締めくくることができたと思う。
記録:IWA