秋田駒ケ岳・笊森山〜乳頭山

日程:2025年7月12日(土)〜14日(月)

行程:
7/12(土)
東京駅6:32発〜田沢湖駅9:21着 新幹線
田沢湖駅10時〜秋田駒ケ岳8合目小屋11時着 バス
八合目小屋〜男女岳〜馬場の小路(ムーミン谷)〜横岳〜八合目小屋 避難小屋宿泊

7/13(日)
八合目小屋5:18発〜笹森山〜湯森山〜笊森山〜乳頭山〜乳頭温泉郷12:30着
乳頭温泉バス亭1:40発〜田沢湖スキー場前 バス
田沢湖スキー場バス亭〜ロッジヨーデル 徒歩 ロッジヨーデル宿泊

7/14(月)
田沢湖スキー場前8:21発〜田沢湖駅 バス
田沢湖駅10:14発〜東京駅13:04着 新幹線
14時平沼橋着

【7/12の記録】
八合目小屋を後にして歩き始めて間もなく、目の前には一面に咲き誇るニッコウキスゲの群落が広がっていました。鮮やかな黄色の花々が朝日に照らされ、思わず足を止めて見惚れてしまうほどの美しさです。阿弥陀池の周辺では木道が続き、その両脇にはニッコウキスゲをはじめとした高山植物が色とりどりに咲き乱れ、まるで花の絨毯の上を歩いているかのような贅沢な時間が流れました。

男女岳の山頂からは、明日歩く予定の笊森山や乳頭山が遠くに見え、これから続く山旅への期待に胸が高鳴ります。
今回、特に訪れたかったのが馬場の小路、通称ムーミン谷です。男岳の手前から谷へと下っていくと、チングルマはすでに盛りを過ぎていましたが、それでも1〜2割ほど残る花々が風に揺れ、涼やかで可憐な姿を見せてくれました。ムーミン谷を抜けると、今度はコマクサの大群生地が現れ、ピンク色の小さな花が砂礫帯一面に咲き誇る圧巻の景色に心を奪われました。
この日は16時頃に避難小屋へ到着。夕食を済ませた後は、山の静寂に包まれながら、心地よい疲れとともに眠りにつきました。

【7/13の記録】
早朝4時に目覚め、澄み切った空気の中5時20分に出発。空は雲ひとつない快晴で、視界も素晴らしく、まさに理想の登山日和でした。歩き始めて10分ほどで再びニッコウキスゲの群生に出会い、朝露に濡れた草が膝上まで伸びていて、そのしずくで靴の中までびしょ濡れになるほどでした。

笊森山からは、眼下に広がる雲海と、遠くにそびえる鳥海山の雄大な姿を望むことができ、言葉を失うほどの絶景に出会いました。登山道脇には多種多様な高山植物が咲き乱れ、景色に飽きることなく歩を進められました。なだらかな稜線が続き、急登も少なく、歩きやすいコースでしたが、一方で腰まである草をかき分けて進むのはなかなか大変でした。

この日すれ違った登山者は乳頭山までの間わずか2人だけ。乳頭山の山頂でようやく他の登山者に出会い、静かな山旅の中にほっとした気持ちが芽生えました。

下山は蟹場温泉方面へ。途中で出会った登山者が、湿地帯に咲くトキソウやラン科の花々を教えてくれたので、写真を撮りながらのんびりと山道を楽しみました。下山道では誰とも出会うことなく、静寂に包まれた自然を心ゆくまで満喫。下山後は大釜温泉で旅の疲れを癒し、心身ともに満たされる山行となりました。また必ずこの場所を訪れたいと強く思いました。

その後、13時40分発のバスに乗り、ロッジヨーデルへ。到着後はスキー場のカフェでハンバーガーをいただき、行動食ばかりだったこともあり、その美味しさがひときわ感じられました。夜はロッジヨーデル自慢の美味しい食事と日本酒を堪能し、幸せな気分のまま早めに床につきました。
【7/14の記録】
田沢湖スキー場から8時20分発のバスに乗り、田沢湖駅へと向かいました。駅に着いたのは9時30分頃で、開いているお土産屋さんは一軒だけでしたが、そこで旅の思い出にお土産を購入。10時14分発の新幹線に乗車し、13時には東京駅に到着。無事に今回の山旅を終えることができました。やはり天候に恵まれた山行は、景色の美しさを何倍にもしてくれるものだと、改めて実感した素晴らしい旅となりました。


記録 MH


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