丹沢・水無川本谷

2004年5月15日(土)

 

9時55分、F3。少し手前の左側に鎖があるが、倉林リードで右壁を選んだ。残置ハーケンあり。倉林は1年ぶりの山行。そうとう緊張した。10時30分、F5。右壁に鎖あり。ノーザイルでいく。高度はあるので落ちたら怖そう。F5のうえに書策新道が横切り、その少しうえで休憩した。本日は快晴に近いくらいの晴れ。休憩も気持ちよかった。

 11時30分、F8。右に巻き道あり。かなり崩壊していた。ここら辺は落石注意。

 11時50分、F9。古川の立っていた石(岩)が崩れ落ち、倉林が間一髪でよける。F9は巻き道もあるが、古川リードで直登することとした。左下から左壁沿いに登ったが、ちょっと難しかった。今山行では一番難しかったかも。

あとはガレ場を進むだけとなり、12時20分、古い堰提に来た。ここに水無川本谷の始まりの水を確認した。その後、左の尾根の樹林帯に向かい、尾根を登り、12時40分、登山道にでた。12時50分、塔の岳山頂に到着。

 天気がいいこともあり、山頂には大勢の登山者がいたが、沢登りらしき人はいなかった。靴を履き替え、ギアをとり、身軽になってから、13時20分、下山開始。大倉尾根経由で14時40分、戸沢出合着。

【雑感】

 水無川本谷は全ての滝に滝ナンバーの看板あり、さすが人気ルートであるが、今回のような天気にもかかわらず、本谷では我々のパーティのみであった。よって、あおられることなく、気持ちよく沢登りができた。

 ただ、自分にとっては1年ぶりの山行であったので、体力の落ち込みはひどいものだった。これから長い時間をかけて体力と感覚を戻していかなければならない。

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