奥多摩・蕎麦粒山

日程 2006年11月4日



東神奈川駅6時29分発八王子駅行きに乗車。八王子駅に着くと、大塚氏、奥村氏が同車していた。八高線経由で奥多摩駅に向かう。8時48分に奥多摩駅に到着する。
 奥多摩駅で東日原行きの臨時バスに乗車し、9時35分に東日原に着く。すぐに歩き始め、急登となる。樹林帯に入り、ジグザグの登りとなり、右にスギ林、左にカエデなどの広葉樹林となり、カエデなどは赤く紅葉し始め、気分を爽快とさせてくれる。1時間ほど歩き、1本目の休憩をとる。広い尾根の突端で、広葉樹の落ち葉が足取りを軽くしてくれる。
 天候は晴れとあったが、雲が多く日差しはあまりないが、広い尾根の右側をトラバース気味に緩い傾斜の登山道を登り、いくらかして尾根の左側にでると、遠くの山並みが赤や黄色に紅葉しており、奥多摩の紅葉の美しさを再認識した。遠くの紅葉が美しいので、見晴らしの良いところで2本目の休憩を取る。幾分残念なのは雲(ガス)がかかり遠望が今一なのがたまにきず。しかし、尾根の登山道は赤や黄色の落ち葉が実に気分を良くしてくれる。
 10分ほど休むと幾分寒くなり、歩き出すこととする。尾根の左側に入り、岩場地帯が少し出てくるが20分ほどで避難小屋に着くが、休まず稜線歩きをする。ほどんど登りのない尾根道を行く。途中で満ちがくずれており、左の踏み後をたどって行くと、登山道を見失う。結果的に登山道が崩れたところから、右の登山道をたどったほうが良かったのだ。一部ヤブの中を歩くこととなる。
この頃にはガスが完全に視界をさえぎり、せっかくの紅葉の登山に水をさすこととなる。蕎麦粒山の頂上は、尾根の中のひとつのピークといった感じで、頂上らしくない。
ここで、記念撮影をして、帰りのバスの時間を確認すると、16時17分まで2時間40分あるので、これに間に合いそうだということになり、安全に充分配慮して、下山を急ぐこととする。登って来た道を引っ返し、アップダウンの少ない尾根道を避難小屋まで戻る。向学のために小屋の中を拝見する。ダルマストーブがあり、奥村氏と「一泊の縦走をここでしたいな、薪を集め暖をとり、酒盛りをしたい」と話しがすぐにまとまる。 快適に登ってきた尾根道を一生懸命にあるき、1時間15分でバス停に到着
する。
 酒屋を見つけ、缶ビールと地酒で今日の山行の締めくくりをする。お疲れ様!。
<行動時間>
東日原バス停9:40発ー一杯水避難小屋12:05通過ー12:25蕎麦粒山着・ 同12:35発ー16:00東日原バス停着
<山行雑感>
 奥多摩の紅葉がどんなもかと思い、しかも静かな山ということで、蕎麦粒山を計画した。行ってみて奥多摩の紅葉の良さを再認識した。こんなに赤や黄色の紅葉があるのかと。行き慣れている丹沢とはひと味違った。
 蕎麦粒山は本来は東日原バス停から川井駅までの縦走のルートであるが、8時間を要するので、バス停からの往復で計画した。

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