4月会山行  平標・仙ノ倉

2002年4月12日(夜発)〜14

1222時横浜にいつも通り集合し、苗場の近くの元橋登山口駐車場へ。駐車場にテントを張り、仮眠する。比較的あったかくゆっくり眠ることができた。

13日5時30分起床。車一台を三国峠下の駐車スペースに置いていき、7時前に出発。登り始めはまったく雪がなく夏道を歩く。1411mの鉄塔手前から雪が付いており歩きやすくなる。後続の山スキーパーティに追いつかれ前後しながら進む。 山スキーパーティーが連れていた犬、名前は与作(雌)が妙に倉林になついていた。松手山の手前から徐々に風が強くなるが耐風姿勢をとるほどでもない。ただ、少し歩くペースが遅くなる。スキーパーティーは風が強いので平標の急登の手前で下山していった。11時平標着。ガスがかかって何も見えない。仙ノ倉までもガスがかかっていたが、木道がところどころ出ていたので迷わずに歩けた。12時仙ノ倉着。さらに先に進むが、天気も下り坂、ペースも上がらなかったので目標の毛渡乗越よりはるか手前、エビス大黒避難小屋脇で幕営することにした。避難小屋は小綺麗だが3人くらいが限度か。午後はたっぷり時間があったので源水テントは昼寝、小清水テントは飲みに入った。16時20分両方のテントから同時に奇声が上がる。気象情報で時間切れのため基準線の発表がなかったのだ。ペース配分を間違えたのか?夜は、食事・宴会で盛り上がる。話題はいかにして山岳会の会員を増やすかだった。

14日、朝一で仙ノ倉と万太郎の間にあるピークエビス大黒の頭アタックに出かける。  40分ほどでたどり着いたが、当日は天気も回復し思いのほか展望がきいた。その後は天場に戻り、荷物を片づけ仙ノ倉に登り返す。仙ノ倉ピークでは晴天のなか小清水さんのデジカメで前日の分までせっせと記念撮影を行った。仙ノ倉から平標までのルートの途中には山スキーができない源水でも滑ってみたくなるような斜面が何ヶ所かあった。平標からは三国峠に向かう稜線を辿る。ところどころブッシュが出ているところがあったが、適度にアップダウンがあり気持ちよいルートだった。途中大源太山で小休止、三国山は右側の斜面から巻いて、13時40分三国峠下の駐車場着。帰りは猿ケ京温泉センターに立ち寄った。風呂上がりにサービスのトコロ天がでるのがうれしい。猿ケ京周辺はサクラがちょうどいい具合でなかなかの雰囲気だった。

<山行雑感>

雪の少なさが心配だったが、それなりに雪の上を歩けてよかった。行動時間が読めず、万太郎山まで行けなかったが、次回は是非、谷川岳からまたは谷川岳までの縦走をやってみたい。山田さん、蜷川さんの復帰組が参加されて楽しい春の尾根歩きになったと思います。

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