片品川 根羽沢湯沢

2002823日(夜発)〜24

    823日夕方早めに横浜を出発し、大清水の駐車場で幕営。たっぷり眠ることができた。

 翌朝6時過ぎに駐車場発。久しぶりの晴天のなか物見山へ向かう林道をしばらく歩く。大薙沢の出合をすぎると登山道になり最初に沢を渡るところから入渓する。ここまで、1時間ほど。最初の滝はいきなり登れないので左岸から巻く。5Mほどの急傾斜は慎重をきして懸垂下降で沢におりたつ。次の滝も登れないので、下から姿だけおがんで、一旦戻った左岸から巻く。巻き終わるとナメが続くきれいな流れとなり、休憩しながら景色を楽しんだり写真を撮ったりしながらゆっくりすすんでいく。二俣を過ぎて少し登ると、沢は斜度をまして高度を上げていく。ところどころもろい岩があったが、ロープを出すほどの大きな滝はない。どんどん登っていくと藪っぽくなり、しばらく藪をこぐと稜線に到着した。物見山の右側に出てしまったため、稜線をさらに余分な藪漕ぎを楽しんでしまう。途中振り返ると、鬼怒沼山近くの湿原が美しい。12時過ぎ物見山の頂上に到着。名前のわりには展望がない。しばらく休憩して、下山開始。ところどころ展望が広がり尾瀬の山々が見渡せる。1時間30分強で入渓地点着。さらに40分ほどで大清水の駐車場に帰り着いた。途中の林道脇には早くもススキが穂をそろえて風に揺れていた。

 上部は少し荒れた感じでしたが、下部はナメのきれいな沢でした。のんびり楽しめる1本だと思います。

2003年度山行報告へ