谷川岳一ノ倉沢烏帽子奥壁中央カンテ

平成15年6月22日(日)



6/21 谷川岳〜一ノ倉岳のハイキング班とともに出発。ハイク班とクライミング班の入山口が違うので、その中間のマチガ沢出合いでテントを張る。21時を回っていたが、ポトフをつくり遅めの夕食。23時就寝。


6/22 クライミング班は3時半起床。4時10分出発。一の倉沢出合まで20分。トイレと身支度を済ませて、5:10ごろ一ノ倉へ入る。雪渓は十分に残っており、順調に取り付きへ。凹状岩壁に2パーティー、中央カンテに先行1パーティー、後続1パーティーという状況。南稜には10名以上が取り付いていた。

6:30取り付き。久しぶりのYはペースが遅い。後続が迫ってくるので先に行くように促すが、「後半の核心部になると遅れると思うからこのままでいい」と言われ、圧迫感を感じながら先に進む。時々、Yが「休ませて欲しい、喉が渇いた」というが、後続が待っている状況では却下。チムニー、ハング、クラックの核心部はFがリード。後続は言ったとおり核心部で遅れだしたので、一気に終了点へ向かう。南稜の頭から六ルンゼの懸垂点へ下りる(11:50)。ここでゆっくり休憩し、12:10下降開始。一ノ倉出合着14:30。マチガ沢出合着15時。

車をとめた所で、ハイク班と合流。TとKを一の倉沢出合いに連れて行き、岩壁をみせる。Tは以前来たときに日暮れで見えなかったので、念願の岩壁を見たという感じだが、Kは「こんなところ登るなんて」と変態でも見るような目つきで我々を見る。失敗だった・・・

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