八甲田山山スキー

2003年4月18日〜20日

 4/18 当初、服巻は17日の夜に現地入りの予定だったが、仕事の都合で18日の朝の移動となる。青森駅近くの市場で、旬のボタンエビと出始めの地物ウニを買い込み、宿の無料送迎バスで11時頃、酸か湯温泉に到着。
山田、高橋はANA便しか取れなかったので、11時半頃タクシーで到着。しかし、「航空会社ツアーの人が居ないから送迎はない」と言われ、歩きで登ることにする。大岳環状コースを右側から登り、大岳山頂へ。岩木山は見えないけど、晴れているので八甲田の全容は見渡せる。大岳山頂から火口を回りこみ、北側の急斜面(一部亀裂があるので西よりの尾根を拾って)を滑る。大岳環状コースに戻り、往路の方が滑りよさそうなのでこちらを滑り降りる。16時頃到着なので、売店で買出しをして入浴&食事。

 4/19 田渕が夜行バスで到着。予報が悪かったので市場でホタテでも買ってこさせて、湯治&宴会三昧かと思っていたら、朝のうちは晴れており、予報は午前中曇りとなっている。田渕には青森駅からタクシーで宿に向かわせる。急いで準備させて、8:30の送迎バスに乗る。
が、このころから小雨が振り出す。ロープウェーはちょうど1回分くらいの人が待っており、待ち時間なく乗れるが、上部は強風とのことで徐行運転。途中から本降りになる。山頂駅は強風とガスでそのままロープウェーで下山する人もいる。南西の風なのでフォレストコースならまだましだろうと、これだけの積りで下りる。上部はガスでコースがどうなっているかさっぱり分からず、下部では早く下りてもという気持ちでのんびり休憩しながら滑った。もう一本滑ろうかとなって、再びロープウェーにのる。11時頃だったががらがら。山頂駅で食事をしていると「強風で運休の可能性がある」とのことで、売店を閉めて職員も続々下山していく。
しばらくすると、雨が小降りになったので、八甲田温泉コースならなんとかなるだろうと進む。案の定、風はなく、ガスも少なく、人も居ないので、快適に滑走を楽しむ。出だしはともかく、あとはこぐ必要もなく終了して、皆喜ぶ。貸切の周回バスでロープウェー駅に行くとやはりがらがら。聞くと11時頃から14時まで運休していたとか。
運転再開2本目のロープウェーに乗り、最後は中央ルートで酸か湯温泉に戻る。

 4/20 晴れの予報だったのに、朝から曇り。ただ、視界はいい。ロープウェー駅は混んでいて1本待たされる。山頂駅で準備をしていると雪になる。この日はメインの箒場ルート。赤倉岳まで歩き、12時前に滑り出し。出だしの急斜面で、山田がびびって「こわ〜〜い、先に行ってて」というが置いて行くわけにはいかない。後で聞くと本人も「置いていかれても困る」と・・・・
といっても何も出来ないので、降りてくる間、待ってる連中は滑る距離を増やそうと登り始める始末。ルート左側の沢を挟んだ向うの尾根は赤倉岳斜面から発生した大規模な雪崩で覆われていた。あれに巻き込まれたらミンチだろう・・・
箒場に到着してバス待ちの間に昼食、この頃雨が本降りに。前日と異なり周回バスは満席。再びロープウェーで山頂へ行き、最後に宮様ルートで酸か湯温泉に帰る。

2003年度山行報告へ