戸隠山
日程:2026年6月27日(土)〜28日(日)
<行 程>
(6月27日)湘南台駅発21:30
(6月28日)雷電くるみの里着仮眠01:07−起床5:30−高妻山P着8:20−戸隠奥社9:25−戸隠山山頂11:45−九頭山山頂12:42−戸隠牧場15:20高妻山駐車場15:30
ダブル台風の影響で日程を一日後にずらし、山域も南アルプスのアサヨ峰から長野北部の戸隠山へ、さらにメンバーも5人から3人に変更となり決行。結果的にはこれが大正解となり、雨に降られることもなく、時折晴れ間も見えてテンポよく快適な山行となった。
雷電くるみの里道の駅にて車中泊し、高妻山駐車場を目指した。駐車場にはすでに20台近くが駐車し戸隠山あるいは戸隠神社の人気を感じさせた。

林道から鳥居をくぐり参道を歩くと鮮やかな隋神門が見えてきた。朱色の柱、新緑の草で覆われた屋根、なぜがその屋根まで神々しさを感じさせた。門をくぐると大きな杉並木が続き、いよいよ深遠な雰囲気だ。階段を上がり戸隠奥社に立ち寄り安全祈願を行った。この辺りの景色も落ち着いた雰囲気を感じる。
奥社のすぐ左から登山道に入った。樹林の中急登が続き鎖場も多い。さらに登っていくと右手には大岩壁が迫ってきた。五十間長屋と呼ばれる岩壁には洞窟や祠も見られ、修行の場所だったことを伺わせた。
先頭のIZUさんはどんどん進んでいき、平地では脚が痛いんですと言っていたASAさんだったが、岩場や鎖場になるとアドレナリンが出たのか俄然快調に登り始めた。

何か所かの鎖場を超えると岩稜の蟻の塔渡りに出た。先を見渡すと如何にも切り立っているのを感じる。ここは50センチと幅が狭い上両側が谷底まで切れ落ちて、足元も不安定で注意が必要だ。何より掴むものがないのが不安にさせる。先の7名のメンバーがロープを出してゆっくり渡っていた。ガイド登山かロープを出す人以外は不安そうだ。我々のあとに続くカップルは塔渡りを断念したのか下のエスケープルートに降りたが、途中で停滞している。いずれにしても、ここは危険で注意深く歩く必要があることに変わりはない。

岩場の八方睨めの下で一服した。この小さな岩場を上ると、眺望が開け周りの岩尾根が見渡せたが、狭くてゆっくりできない。ここから少し歩くと、戸隠山の山頂(1904m)を通過。
IZU LDから、山頂ですとの説明があったが、あまり意識なく通り過ぎた。危険な岩稜は過ぎたが右側は崖縁が続き覗くと怖く注意深く歩くことに変わりはない。
アップダウンを繰り返して、次のピークの九頭竜山(1883m)からは山々と眼下に広がる樹林帯が望めた。この先の一不動避難屋で一服。ここは高妻山からの合流点で戸隠牧場へ降りる分岐点となっている。高妻山方面から3名のシニアが下りてきて、ヘルメット着用の我々を見て、ニコリとして「その恰好は蟻の塔渡りですか」と声をかけてきた。
帯岩と呼ばれる広い岩の中段に鎖がかかっていて、ゆっくりとトラバースする。なかなかな高揚感があり。さらにナメ滝を鎖に掴まりながら下って行った。その後もしばらく沢沿いの下りと渡渉が続いた。

やや平地になったこと緑地が広がり、戸隠牧場入口の柵が見えた。そのまま牧場の中を歩き、牧場の食堂で念願のソフトクリームを食べることができた。高妻山駐車場に到着、ほぼ7時間の山行。
牧場を抜けると目指す高妻山駐車場は間もなくだった。帰りは戸隠中社近くの昭和の雰囲気が漂う温泉で疲れを癒し、戸隠そばを食べて帰路についた。
素敵な仲間との山行が楽しいことを改めて実感することができた。感謝、感謝。
記録:KATA