南アルプス 甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳
日程:2026年6月19日〜21日
<行動記録>
6月19日(金)(1日目) 天気:晴れ 移動日
戸台パークから12:10発のバスに乗車しました。
乗客は僕ひとり。運転手さんとマンツーマンで会話しながら北沢峠へ向かいました。
「あれは鋸岳で、ゴリラの横顔に見えたり女神様に見えたりするんですよ」
そんな話を聞きながら進み、途中では写真スポットでバスを止めてくれたりしました。
そして、「普段は北沢峠で停車するんだけど」と言われながら長衛小屋の入口まで乗せてくれました。(長衛小屋の入口がバスのロータリーだからだと思います笑)

この日は長衛小屋テン場にテントを設営し、長衛小屋へコッヘルを持参してモツ煮(1200円)をよそってもらい、温めて食べました。
そして、長衛小屋周辺を散歩してのんびり過ごしました。
6月20日(土)(2日目) 天気:曇り後雨 甲斐駒ヶ岳
この日の天気予報は午後から雨予報。
北沢峠を4:30に出発し、双児山・駒津峰と歩を進めました。

曇りでしたが、近所の仙丈ケ岳・北岳の山々が見え眺望は良かったのですが、8合目の岩場直登コース付近からガスがかかり始めました。
甲斐駒ヶ岳山頂に着いた頃には真っ白で残念でした。

下山では、岩場トラバースを経て山本勘助ゆかりの摩利支天へ寄り道した頃から雨がぽつぽつ降り始めました。
摩利支天から帰る途中、「AirTagが落ちてる!」と思って拾ってみたら、僕のカメラに付けてたAirTagでした。危うく僕のカメラの現在地が「摩利支天」になるところでした笑
そして、雨の中、駒津峰・仙水峠経由で長衛小屋テン場へ戻りました。

雨に煙る仙水峠は、西遊記のオープニングのような幻想的な雰囲気でした。
長衛小屋で再度コッヘルを持参して、今度はおでん(800円)をよそってもらいました。冷えた体に温かいおでんが染みました。
テントの中では雨音が想像以上に大きく、「耳栓を持ってくればよかったなぁ」と思いました。
ふと見るとテント内が浸水しており、「モンベルなのに!?」と思ったら、僕のお酒がこぼれていただけでした。モンベルさん疑ってすみません。
6/21(日)(3日目) 天気:雷雨後晴れ 仙丈ヶ岳
この日の天気予報は、ヤマテンは雨、てんくらも雨、tenki.jpだけ10時から晴れ予報。僕はワンチャンtenki.jpにかけました。
午前4時の時点では雷が鳴り、雨もザーザー降りでした。
6時頃になると小雨になったため登山開始。
北沢峠から10分ほど下った大平山荘から藪沢・重幸新道コースで登ろうとしましたが通行止め。どうやら冬季通行止め期間だったみたいです。20分ロスしてしまいました。
仕方なく北沢峠へ戻り、子仙丈尾根コースから登り始めました。
樹林帯では雨が降っていましたが、登山者もちらほらいて安心しました。
小仙丈ヶ岳手前から青空が見え始め、昨日登った甲斐駒も見えてきました。
「行くかも?」(2025年ワールドシリーズの山本由伸の名言)という感じになって、気付いたら小仙丈ヶ岳の頂上にいました。


小仙丈ヶ岳から稜線は雨が止んだものの強風。吹き飛ばされそうになりましたが、デブなのでなんとか持ちこたえました。
仙丈ヶ岳まであと30分ほどの場所で、遠くを見つめる雷鳥に遭遇しました。
甲斐駒ヶ岳に続き、仙丈ヶ岳頂上も真っ白でした。

仙丈小屋へ立ち寄ると、周囲にはシャクナゲが大量に咲いていました。
そして、仙丈小屋から子仙丈尾根コースへ復帰する途中で、僕のすぐ横をバタバタと追い抜いていく雷鳥に遭遇しました。
これは、「雷鳥の里をお土産に買わないといけないかなぁ」と一瞬思いましたが、山岳会にお土産文化はなさそうなのでやめました笑
下山する頃にはすっかり晴天となりました。ヤマテン・てんくらとも雨予報だっただけに、今回はtenki.jpの勝利でした。ヤマテンはもう解約しようかなと思いました笑
テント場に戻り撤収開始。
雨で濡れていたため水洗いしながら片付けていたら、撤収だけで40分ほどかかってしまいました。
濡れたテントは水をたっぷり含んでいて、ザックは驚くほど重かったです。
16時発のバスには無事間に合いましたが、テント撤収時間は1時間程度見込んでおくと安心だなぁと思いました。
帰りのバスの中で、サッカー日本代表がチュニジアに4対0で勝ったと連絡があり、バス内が沸きました。下界に戻ってきたなぁと思った瞬間でした。
<山行雑感>
2日間とも天気には悩まされましたが、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳の両方のピークを踏むことが出来ました。雷鳥にも2度出会え、思い出に残る山行となりました。
今回の教訓は、雨予報のテン泊は耳栓を忘れないこと。
そして、6月は冬季閉鎖の登山ルートが無いか事前確認を徹底することです。
記録:HIRAK