八甲田山スキー
日程 2026年4月1日〜8日
<行動記録>
4月1日(水)
横浜を出発する頃の天気は曇りであったが、東京駅6:32分発のはやぶさ1号に乗車して、大宮を過ぎる頃には北関東の山々が見えて、日光連山が青空に映えていた。
7時過ぎに八甲田RWの運行状況を確認すると天候:霧、気温:山頂0℃、山麓+3℃、北西の風2m/s、積雪255cmとまずまずの状況であった。登山天気では大岳山頂付近は曇り時々晴れ、降水確率30%とあった。また、週間天気予報では、3日が風が強そうで、4日、5日、7日は雨マースが付いていて、降水確率が高いようだ。
酸ヶ湯の12時30分の送迎バスで、八甲田RW山麓駅に着き、12時40分のRWに乗車して山頂駅に上がる。ガイドさんが待っていた。午後ツアーは他に1名の合計3名である。直ぐにシールを付けるように指示がある。
シールを付け13時05分に外に出る。高曇りで山々は見えていた。岩木山は見えない。
ニセ田茂萢岳までシール登行して、シールを剥がす。山頂直下は雪が割れているので、左にトラバースしていく。雪は柔らかめのザラメで寒水沢に滑り込むが意外と滑れた。いつものシール付け場でシールを付けハイクアップする。大岳の西斜面まで登る。最後は1320m付近でシールを剥がし滑って行く。やや気温が高く柔らかいが急なターンは転ぶのでゆっくり滑る。鍋壊は右に回り込みながら降りて、下まで降りずにトラバースしていく。
湯坂の上まで来て、湯坂に入ると柔らかい雪で意外とスキーは走った。
天気予報では明日は9時〜昼まで雪で、その後は回復傾向にあり、3日は晴れの予報であるが、3日は風が強そうである。
4月2日 天気:雪
6時に窓の外を見ると雪が降っている。7時の八甲田RWの運行状況を確認すると、天気は雪、気温:山頂駅05℃、(山麓+5℃)、風速南東の風26m/s、積雪250cm、降雪0cmで運休である。
7時45分頃にフロントへ行くと浜さんが居て、銅像やRW山麓あたりでは雨で、酸ヶ湯まできたら雪と言っていた。午後には気温が下がるだろうとも言っていた。
その後、ガイドの南山くんが来て、今日のツアーは中止だと言っていたが、MOTさんがテレマークの練習で、南八甲田の横岳の登山口は斜度が緩いので良いと言っていて、行くと言ったので一緒に参加することにした。
シールを付け9時にガイド車で行く。林道終了地点からハイクアップして、樹林の手間まで登り、MOTさんは滑っては登りを繰り返し練習していた。KOSはシールを取り下部まで滑り登り返した。そして、3人一緒に滑り酸ヶ湯に11時過ぎに戻った。
4月3日(金)天気:曇り後晴れ
7時に八甲田RWの運行状況を確認すると、西の風14m/sとあった。元々、酸ヶ湯BCツアーは笠松峠から上がる予定であったが、8時にガイドに確認すると酸ヶ湯の上で遭難さわぎがあったらしく、1日ツアーもRWに乗るとの事で8時40分のバスに乗車する。
9時にRW山麓駅に着くと、意外にスキーヤーが多く、9時20分に乗車して山頂に上がる。9時45分にツアーはシールを付け出発する。外は霧で風もあり寒い。
寒水沢源頭まで来て、シールを剥がし、宮様ルートで寒水沢に滑り込み、いつものシール付場まで移動して、再びシールを付ける。
シール登行をしていく途中でボードのビンディングが破損して、他は尾根に上がり休憩後に大岳避難小屋に向け沢筋を詰めて行く。大岳避難小屋に着きランチタイムとする。ガイドの隊長さんが特性ラーメンを作ってくれて皆に振舞ってくれる。暖かいラーメンは美味しい。
ランチを終え外に出ると明るくなり始め、青空も見え始めた。ツアーは井戸岳の中腹へトラバースしていく。シールを剥いで滑る準備をするとガスが消え視界が広がった。
昨夜降った雪が5cmほど積もり、柔らかい雪で重めだがそこそこ滑った。そして、赤倉の斜面に出ると、ノートラックだがストップ雪で急なターンは禁物でスピードコントロールして滑って行く。尾根の下部は特に滑らない。沢を越え斜面のトラ―バースでは先行者のトレースを使わないと滑らない。樹林帯下部は斜度が無いので漕ぐようにして滑り、箒場に到着する。お疲れ様でした。
4月4日 天気:曇り
7時に八甲田RWの運行状況を確認すると南西の風25m/sで運休とあった。7時50分にガイドに本日のツアーを確認すると笠松峠から小岳へ行くとあった。
ツアーは9時に午前のみのツアー客3名を合わせ6名でガイド車で笠松峠に着いて、9時22分にシールを付け出発する。雲空であるが硫黄岳、大岳、小岳、高田大岳と見える。途中で2度休憩して仙人岱ヒュッテに11時05分に着く。午前ツアーの方と別れ、小屋内でランチを摂る。中には浜ちゃんチームが居て、浜ちゃんからお手製の干し柿を頂く。そうこうしていると酸ヶ湯から登って来たSATOYAチームが来た。
11時45分に小岳に向けてハイクアップする。山頂まで雪が繋がっていた。12時30分に小岳山頂に着いて、シールを剥がして猿倉温泉に向けドロップインする。すると山頂直下に亀裂がありそれを避けて滑って行くと、ザラメ雪で楽しく滑る。その後、白い雪と黒い雪とが混じり注意して滑る。下部の斜度の無い所はストップ雪で重たく足が疲れる。12時30分に車道に出て、だれかが作ってくれたステップを降りて、猿倉温泉バス停に着いた。迎えのバスで酸ヶ湯に戻る。
4月5日 天気:雨後曇り
7時の八甲田RWの運行状況は雨で風速西の風16m/sで運行する。8時にガイドから出発を10時として午前中のみのツアーに行くとあった。
9時45分に玄関に行くと外はまだ雨が降っていた。SATOYAチームはツアーの中止を決めていた。酸ヶ湯チームは小雨降るなか10時にツアーバスは出発して、RW山麓駅に着き、10時20分発のRWで山頂駅に上がった。ツアーは10時50分に出発すると小雨は残る中、田茂萢岳山頂に上がる。すると雨は上がったが霧は残り視界は悪い。
滑って行くとなかなか走る雪で良いと判断できる。田茂萢沢に入ると柔らかいザラメでスキーが走って良かった。シールを付け前岳肩を目指す。
前岳肩まで来てシールを剥がし、手前の尾根筋にドロップインするととても良い雪で楽しめた。左にトラバースして樹林帯に入ってもスキーが走ったが、沢を渡り樹林帯下部はトレースを利用しないとスキーが引っ掛かる。そして、昨日の強風のため木の枝が落ちていたり、倒木があったりと注意して滑って銅像茶屋に12時25分に着いた。ここでも霧は晴れなかった。
4月6日(月)天気:曇後晴れ
7時の八甲田RWは風速5m/sと運行する。ツアーは半日、一日ともに8時40分バスでRWに乗り、山頂駅に上がる。
ツアーは9時45分に出発して、田茂萢岳山頂に上がる。ここで半日ツアーは八甲田温泉で、一日ツアーは大岳から小岳、猿倉温泉で、半日組と別れ一滑りして、階段登行でニセ田茂萢岳の中腹に上がる。雲が消えて青空が広がった。
寒水沢に滑り込むとザラメで快適に滑る。底に降りてシールを付け登行する。井戸岳・大岳を眺めながら登り、振り返ると岩木山が頂きを見せていた。尾根のところで休憩をして、寒水沢を詰めて大岳避難小屋の裏で休憩する。
その後、大岳の肩に登りシールを取り滑る準備をする。ガイドさんが奥の斜面を確認したが状態が良くないので手前の斜面に入るとザラメで気持ち良く滑り、小岳の鞍部でランチとする。
その後、小岳山頂に上がる。一昨日より山頂付近の雪は消えていた。山頂から直
下にドロップインしようとしたが、一昨日の亀裂が大きくなっていたこともあり、左へ回り込み斜面に滑り込むと、上部は気温の上昇もあり柔らかめザラメであるがスキーは走った。下部はやや重になりスピードコントローに気をつけ滑る。斜度は無い所ではトレースに沿って滑り、最後は沢に入り猿倉温泉に着く。
天気予報では明日は昼過ぎまで雨の予報で、雪マークも付いていた。
4月7日(火)天気:雨のち雪
朝から雨が降り出し、7時のRW運行状況を確認すると、南の風31m/sで運休とあり、8時にガイドに確認するとツアーは案の定中止であった。その後、午後にはかなりの雪が降っていた。
4月8日(水)天気:曇後晴れ
6時に起床して窓の外を見ると、白い世界に変わっていた。積雪は昨日から10cmほどあり季節がひと月逆戻りしたような感じである。7時過ぎに八甲田RWの運行状況を確認すると北西の風25m/sで運休とあった。8時頃ガイドに確認すると、今日のツアーは一日、半日ともに酸ヶ湯からハイクアップするとのことで、準備を整えスキーにシールを貼った。
ツアーは9時出発で、酸ヶ湯の裏手からハイクアップする。段々と日差しが届き、青空が広がりつつあるが、あまり気温が高くなると雪が腐るのが心配になる。
地獄湯の沢に入り、沢を詰めて標高1250m付近でシールを剥がし滑る準備に入る。振り返ると岩木山が見えていた。沢の上部は風で新雪が飛ばされアイスバーンが一部出ていたので注意して滑り、雪の積もった所は快適に滑ったが、下部は気温の上昇で重たくなってきた。樹林帯に入る所ではトレースに沿って滑り、酸ヶ湯に12時に着いた。
<山行雑感>
4/1
12時40分のRWに乗車して山頂駅に上がる。ガイドの徳差さんから午後ツアーは2人でシールを付けるよう言われた。雲が広がっているがニセ田茂萢岳山頂から寒水沢に滑り込むと柔らかいザラメでスキーが楽しめたのは嬉しい。変則宮様コースでかなりハイクアップして大岳の西側に回り込んだが、雪質はやや重で急なスキーの回しこみは厳禁だと思い慎重に滑った。意外と最後の湯坂は良かった。おそらく斜度があるとスキーが走ったのだと思う。
4/2
朝から要らぬ雪が降り、RW山麓あたりでは雨でツアーは中止でした。RWが運休なのでハイクアップする場合は最初の1時間は雨を我慢すれば上は雪であると浜ちゃんが言っていたが、雨具を2枚着ないと濡れると考えられる。実際に上下雨具を着て、本橋さんとスキーを2時間ほどしたが、かなり濡れた。
4/3
昨日の雪が標高1000m辺りからストップ雪で疲れた。映えて山々が見えた事が疲れを癒してくれたように思う。隊長の特性ラーメンは美味しかった。
4/4
この時期はRW運休でも笠松峠からハイクアップできる。笠松峠ではさほど風を受けなかった。仙人岱ヒュッテまで来ると風はあったが強いとは感じなかった。酸ヶ湯から登るより笠松峠の方が標高100m高いので楽に登れる。
小岳の斜面はさほど長くはないが上部は良い斜面でこの日もザラメで良かったが、中腹から白い雪がまざり疲れました。
4/5
朝まで雨が残りツアー出発が10時という判断は良かった。RW山頂駅を10時50分に出発するころには小雨となり、田茂萢岳に登ると雨は止んだ。そして、田茂萢沢の斜面、前岳肩からの滑りと良い滑りができたことは嬉しい。
4/6
朝は霧でその後晴れて、大岳、小岳の斜面の雪は柔らかめのザラメでスキーが楽しめた。もう少し雨が降り冷え込むと良いザラメとなるである。しかし、最高の春スキーを楽しめた。
4/7
朝からの雨が昼に雪になった。また要らぬ雪が降った。明日もストップ雪かと思う。
4/8
昨日からの雪が10cmほど積もり季節が1ケ月戻ったように感じた。朝の気温が低いことがやや気分を楽にしている。半日コースは地獄湯の沢へ行ったが、楽しいのはほんの一瞬であった。後は重たくなってきた。明日になるとさらに重たくなるだろうと思われる。要らぬ雪である。
記録:KOS