北アルプス 槍ヶ岳

日程:2024年10月11日夜〜10月14日

行程:
1日目:新宿都庁〈バス〉新穂高ロープウェイ‐槍平小屋
2日目:槍平小屋‐槍ヶ岳‐槍平小屋
3日目:槍平小屋‐新穂高ロープウェイ〈バス〉新宿西口

10月11日23時に都庁から高速バスにて出発し、12日6時半に新穂高ロープウェイに到着した。準備して7時前に出発したが、ロープウェイが8時からオープンの為、トイレが利用出来ず、新穂高センターまで戻るのも面倒な為、穂高平小屋まで我慢する事にした。
槍平小屋のテン場を目指す方が多く、場所取りの為皆少し急いでいる様子だった。増水時に渡渉困難となる滝谷については、槍平小屋のライブカメラで常時、水流と仮設橋の状態が確認出来る為、予め問題ない事は分かっていたが、実際無事通過出来て安心した。
11時半頃槍平小屋に着くと、既に15張りくらいテントが張られていた。小屋でちくわうどんを食べて午後はのんびりと過ごした。電波状況については、小屋にドコモは電波増幅器がある他、山小屋wifiがある為必要に応じて有料で利用出来る。日没を過ぎてもテン場に到着するパーティーが複数おり、テントとテントの隙間に設営している様子だった。テン場に設置された電灯や水場の明かりは夜中点灯しており明るい。天気予報は終日晴れだったが、17時頃から雨天となり、明け方まで続いた。この雨は槍ヶ岳山頂では雪となっており、凍結で下山出来ない登山者が槍ヶ岳山荘に避難する様子もあった事を翌日知った。

 10月13日3時半起き、5時に出発する。千丈分岐点から千丈乗越経由も検討したが、千丈乗越経由は日が昇れば日向になるが風が冷たく、飛騨乗越経由は地形的に日が当たらないが風は遮られる為、飛騨乗越経由で登った。2900mあたりから地面が雪交りとなる。飛騨乗越に着くと、突然日陰から日向に変わり、さんさんと照らされた槍ヶ岳が見えた。9時前に槍ヶ岳山荘に着き、荷物を置いて槍ヶ岳に向かう。前日の雪が踏み固められステップがつるつる滑る為、皆慎重に登降する為に、往復で1時間以上渋滞した。10時に山頂に着き、山頂から小槍に取り付いているパーティーが見れて興奮した。槍ヶ岳山荘で休憩してから、千丈乗越経由で帰ろうかなと思ったが、無意識に来た道を戻ってしまい、また飛騨乗越経由で帰る事になった。単調な下りだが、前方に見える雄大な笠ヶ岳や抜戸岳を眺めながら時間に追われる事無くのんびりと下った。14時前に槍平小屋に戻るとテントは2/3くらいに減っていた。

 10月14日5時半起床、7時出発する。本日は槍平小屋の小屋閉めの為玄関に雪よけの板を取り付けていた。連休最終日で槍平小屋も小屋閉めだと言うのに、沢山の入山者とすれ違った。北アルプスのここ槍ヶ岳には休日はない様だ。11時頃新穂高温泉に着き、奥飛騨の湯で入浴と食事を済ませ、14時に高速バスで帰宅した。連休最終日の為渋滞していたがトイレ付のバスで良かった。



記録 AB


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