台湾 合歓山ハイキング

日程:2024年11月9日

<行動記録>
11月8日 台北→台中 ホテル泊

11月9日 台中ホテル 4:30タクシー発 〜セブンイレブン〜 7:30 駐車場でトイレに寄り出発7:45登山口 標高2974m 〜10:10 反射板 〜11:15 北峰山頂 標高3422m11:40下山開始〜 14:30登山口

事前準備:高山病予防薬のダイヤモックスを前日から服用

装備  :一般ハイキング装備

今回、2泊3日の台湾旅行の中日に登山に行くことになった。同じ会社の同僚夫婦と台湾旅行を計画したのだが、同僚の旦那さんの方は、台湾駐在経験があり現在は中国駐在中で、趣味が登山である。台湾の山も沢山登っており、登山をするM夫婦と台湾旅行に行くなら、是非どこかの山に行きたいとの申し出があった。日帰りで行けて比較的優しい山の合歓山へのアテンドをしてくれるとのこと。お薦めの合歓山の北峰に決定。登山口が既に3000m近くの標高なので、日本で高山病予防薬の入手をアドバイスしてくれた。

11月8日(金)に台北に入り、台北駅近くの登山用品店を見て回った。MAは台湾製の沢スパッツを購入、MHはペツルのギアラックを購入した。お店にはハイブランドのおしゃれなウェア類も豊富にあったが値段は日本と同じくらいで安くはない。

小籠包の昼食の後、台北駅から台中駅に移動した。足つぼマッサージを受け、翌日の登山に備えた。

11月9日(土)は、予約していた車で登山口まで移動。約3時間、車も広く、運転も上手だった。運転手さんはスマホの翻訳機能を使って登山の安全を祈ってくれた。また、折り畳み式の新品のストックを貸してくれた。

駐車場に隣接している建物でトイレを済ます。登山口まで少し車道を歩いた。登山口では若者グループに写真を撮ってもらった。

7:45 登山開始、登山者は思ったよりたくさんいた。大きなザックを背負い縦走をする学生のパーティーや、中高年の登山者、カップル、子供連れ、軽装の人、おしゃれな登山ウエアの人、様々である。

そんなにきつくない尾根道を歩く。台湾は日本より南なので標高の割には緑が豊かで森林限界の標高が高かった。周りの山々を360度パノラマで見渡せ、とても気持が良い。同僚の奥さんの方が登山初心者の為、スローペース。私自身も膝を痛めて久しぶりのハイキングであり、スローペースがちょうどよかった。

外国人の登山者はほとんどいないようだったが、台湾人は親日の方が多く、話しかけてくれる人もいた。山頂では若者パーティーが我々の記念撮影のシャッターを押してくれた。お礼に日本のお菓子をあげると、お返しに台湾のお菓子を分けてくれた。楽しいひと時であった。

登りも下りも予定よりかなりスローペースだったので、途中で同僚が運転手さんにメッセージを送り、昼食のレストラン予約のキャンセルをお願いした。2時間半ほど遅れて14時半頃に下山。運転手さんは登頂と無事に下山できた事を喜んでくれ、ひとりひとりに可愛らしくラッピングされた名産の台湾のお茶をプレゼントしてくれた。

車に戻ってから、高山病予防薬の効果が切れたのか、頭痛が出てきたので頭痛薬を飲んだ。台中駅まで送迎してもらい、運転手さんにお礼を言ってお別れした。 台北に移動し、翌10日に帰国した。

感想:核心は登山口までのアプローチと思う。予約した車でホテルから高速も使い3時間かかる。今回は友人が駐在していた時の語学学校の先生が送迎車を手配してくれたので楽だった。合歓山の登山口のある道路は台湾のドライビングスポットのようで車も多かった。
台湾にはたくさんの高山があるが、政府が外国人の入山を禁止している山もあるそうだ。合歓山は入山許可を取る必要がなく登れる山で、難易度も低い。天気が良かったので、景色も楽しめた。また機会があったら、他の台湾の山にもチャレンジしてみたい、


記録:MA



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