中央アルプス・南木曽岳

日程:2024年10月21日〜22日

<行動記録>
 10月21日 天気:晴れ
 天気予報を確認すると10月21日と22日が晴れで23日と24日が雨の予報なので、出発を21日と決めた。また、横浜を朝出発するので、登山口の南木曽駅に着くのが10時過ぎになるので、日帰り登山は難しいので、山頂近くの避難小屋泊の山行とした。
 21日朝、新横浜駅6時36分発のひかりに乗車して、名古屋駅に8時8分に着いて、8時20分発の中央線に乗り、中津川駅で乗り換えて南木曾駅に10時18分に着いた。

 南木曽駅10時40分発のバスに乗車して、尾越バス停で下車して、1時間ほど山麓を歩いて、登山口に12時に着いた。南木曽山麓避難小屋で、昼食を摂るために休憩した。この小屋は3名ほど宿泊できるのだが、使用(宿泊)にあたっては緊急時のみに限定されている。
 登山口から林道を歩き新しくできたダムの右橋を登って行く。登山口から25分ほどで二俣に着く。ここから先は登りのルートと下りのルートに分かれている。左の登りのルートを行くと沢筋の登山道で大きな石がごろごろしていて歩き難い。地図上で左へトラバースに入る辺り(のどの滝)で休憩する。

 休憩後は斜面をトラバースするのだが、道が細いこともあった。尾根に取り付くと斜度が急になり、木の階段やハシゴ、木の根を掴みながら登って行く。標高1515m付近で休憩する。2本目の鎖場はその右側に木の階段(手すり付き)が設置されて、幾らかは登りやすくなっている。地元の南木曽山岳会が整備しているらしいので、頭が下がる思いである。

 山頂が近くなってくると登山道の傾斜が緩くなると、樹林帯の合間から兜岩が見えてくる。そこから10分ほどで木々に覆われ展望の無い南木曽岳山頂に着く。
そして、避難小屋の方に向かうと直ぐに展望台(岩の上)に上がると御嶽山と乗鞍岳が近くに見えた。その近くには、信仰の山らしく南木曽岳大神の御神体の岩があった。

さらに15分ほどで10人ほど泊まれる立派な避難小屋に着いた。その近くにも展望台があり、上がると乗鞍岳から奥穂高岳、前穂高岳、中央アルプスの展望が開け、さすが100名山であると感じた。
 小屋に戻り、持参した缶ビールなどを飲みまったりした。17時過ぎに夕焼けを楽しみに展望台へ上がるが綺麗な夕焼けとは成らなかったが展望は良かった。日没後はかなり冷えてきた。
10月22日 天気:晴れ
 5時起床して朝食を摂った。5時半過ぎに周囲は明るくなり始め、東の空が赤くなりまじめた。小屋近くの展望台に上がり、乗鞍岳や御岳山が朝陽で赤くなるのを楽しみに眺めたが、御岳山は少し赤く染まったが、乗鞍岳は赤く染まらなかった。空の雲が一部赤く染まりそれなりに綺麗だった。朝陽は南アルプスの方から上がってきた。
 装備を片付けてパッキングを終え、6時55分に小屋を出発した。20分ほど歩き摩利支天の分岐に着いて、5分ほどして大きな丸い岩があり、その上に上がると展望が開けた。しかし、南方面なのでさして目立った山は見えなかった。

 縦走路に戻ると登山道は登り以上の急な登山道で一気に下って行く、木の根が五月蠅く歩き難いので慎重にくだる。途中で休憩を入れて、登りルートとの合流点に8時45分に着いた。そこから登山口近くに戻り、男滝と女滝を見に行く。
 登山口の南木曽山麓避難小屋に9時40分に着き、バスの時刻まで時間があるので、お湯を沸かし珈琲を入れて時間を調整した。
 登山口を10時25分に歩き始め、昨日歩いた山麓の道をゆっくり歩いて尾越のバス停に11時15分に着いた。
 11時35分発のバスで妻籠宿に寄り、散策をして南木曽駅まで1時間ほど歩いて、南木曽駅15時56分発の特急しなの16号で名古屋駅に出て、新幹線で新横浜駅に向かった。

<行動時間>
 10/21 尾越バス停11:00-12:00登山口12:10-14:40南木曽岳山頂-15:00避難小屋
 10:22 避難小屋6:55-7:20摩利支天-8:45分岐9:00-9:40山麓避難小屋10:25-11:15尾越

<山行雑感>
 以前に恵那山に登ったことがあるが、同じ山域だが、展望は南木曽岳の方がズウッと素晴らしい。登山口からだと登り3時間、下り2時間半くらいの時間で登れるので、塩尻駅あたりで宿泊して朝一の電車で南木曽駅に出てタクシーを使えは充分に日帰り登山が可能である。
 紅葉はこれからという感じでした。秋は空気が澄むので展望には良い季節だったと思います。


記録:KOS


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