奥多摩 川苔山〜雲取山
日程:2025年1月25日〜27日
休暇がとれたので、以前から行きたかった長沢背稜に2泊3日で行ってきた。直近の記録を見て雪が少なそうだったので、冬靴とチェーンスパイクを準備したが、チェーンスパイクは使わず仕舞い。
1月25日の朝出発で、鳩ノ巣駅に7時39分に到着。準備をして7時45分に歩きだす。駅からしばらくは住宅地の中の坂道をたどり登山口へ。歩き始めて50分ほどで山の神。ここからは山腹をまくようになだらかな道となっている。
巻道から尾根を少し登ると本仁田山からの尾根と合流し、ほどなく川苔山の分岐にたどり着く。ここまではほとんど雪はなかったが、川苔山の登り坂は雪がしっかりついていた。11時前に川苔山に到着。頂上のベンチで小休止。
川苔山から一旦分岐まで引き返し、日向沢ノ峰への道をたどる。北側斜面には雪がのこっているが、日の当たる斜面は冬枯れの穏やかな道だった。
最後の蕎麦粒山の登りを息を切らしながらのぼり13時10分に蕎麦粒山に到着した。小休止のあと一杯水避難小屋まで下り、本日の宿とした。14時20分着。
他に小屋泊の人はおらず、1人で広い小屋を使うことができた。トイレも併設されており、快適な一夜の宿だった。水場は凍っていたが、翌日の行動用もあわせて、背負ってきた2L強の水で十分だった。
1月26日は6時20分に小屋を出発。小屋の外の温度計は-7℃くらいだったので、小屋の中はもっと暖かかったのだろう。夜も寒さで目が覚めることはなかった。
小屋からは巻道もあるが、朝一は頑張ろうと天目山への登り路をたどる。30分程で頂上についた。朝日をあびた富士山がきれいに見えた。
天目山を下り巻道と合流すると、酉谷小屋まではなだらかな道をたどる。酉谷山も巻けるがなかなか来る機会もないだろうと思い、頂上をめざした。
天祖山への分岐を過ぎると、登山道は北側斜面をたどるので雪が多くなり冬山らしくなってきた。長沢山を過ぎ芋ノ木ドッケの登りは標高差200Mほどだが、結構きつかった。
大ダワまでの下りをもったいないなと思いながら下り、雲取山荘までの登りでペースダウンして14時30分ようやく本日の宿に到着した。
小屋でテント場の受付をし、水を2Lいただくことができた。テントを張るときは少し風がでていたが、夕方にはおさまった。テントはフライでいったためか、夜は少し寒かった。
1月27日は6時15分に出発。山頂までの道をゆっくりたどり、6時50分に頂上着。雲が出ているものの、富士山や奥秩父の山並みを眺めることができた。写真をとったりしながらしばらく休憩した後、七ツ石山へと下山する。七ツ石山には8時20分頃に到着、徐々に空に雲がひろがってきた。当初七ツ石山から尾根伝いに歩く予定だったが、巻き道の誘惑に負けて全部巻道をたどり、13時20分ころ奥多摩駅に到着した。
記録:GEN