南アルプス・北岳〜間ノ岳

日程:2024年10月18日(夜)〜20日

<行動記録>
  10月18日
 21時30分に横浜駅西口県民サポートセンターをGEN車・HOJ車に分かれ出発する。GEN車は東名高速から圏央道を通り中央高速で昭和ICから一気に走り芦安駐車場に23時40分に着いた。HOJ車は少し遅れ24時10分頃に着いた。KN氏から教わった奥の駐車場に車を止めたが、駐車場は空いていた。HOJ車が到着して四天を設営してIIJとKOSはテント内で寝たのだが、HOJ、SUZ、GENは車内で仮眠した。

 19日 天気:晴れ後曇り時々雨
 4時30分に起床して、準備をして5時15分発の広河原行きのバスに乗車する。乗客は18名程度と少ないがバスは2台運行された。残りの1台は夜叉神峠で登山者を乗せた模様。
 バスは広河原に6時15分に着いた。朝食などを食べ6時35分に歩き始める。天気は晴れており紅葉の北岳が美しく見えた。
橋を渡り登山道に入る。20分ほどで二俣になり、右の白根御池に向かう。途中で休憩を取り、登山口から2時間ほどして登山道の傾斜が緩みトラバースして20分ほどで白根御池に着いた。この頃には稜線はガスに包まれていて、天候の悪化が予想された。

 白根御池から草すべりを登り、途中で休憩して二俣分岐に着き休憩して、稜線に出る手前で雨具など防寒対策をして、稜線を歩くとやはり風が強く、霧雨も時折混じる天気の中を高度を上げていく。
11時20分頃に北岳肩ノ小屋に着いて、風を避けAサイトにテントを2張り張った。テントを張り終え4天で皆で寛いでいると雨が激しく降り出したので、この雨の中を歩かずに良かったと話をした。

 その後、雨は止み各テントで各々まったりした。夕方にSUZ特製のカレーを食べた。その後、再び雨が強くなり、トイレに行くのに雨具を着用した。

 20日 天気:晴れ後曇り
 3時30分に起床する。昨夜の残りのカレーを利用してリゾットを食べた。
 4時45分にテントは設営したままで、北岳に向けヘッドランプを付け歩き始めた。北岳の山頂に着く頃には薄さ軽くなり、山頂で日の出を待つ間に、SUZ・HOJがお湯を沸かしてくれたので珈琲を飲んだ。生憎雲に遮られ綺麗なご来光とは成らなかったが、その後、間ノ岳、仙丈ケ岳など朝陽があたり赤く染まり綺麗であった。
 北岳から北岳山荘に下り、山荘で風を避けて休み、中白根岳へ登ると間ノ岳がかなり近くなったと感じたが高低差はあるので気を引き締めて行動した。中白根岳を越えて、その先のピークで休憩を取った。そして、間ノ岳に8時30分に着いて、写真を撮り直ぐに引き返した。
中白根で休憩して、北岳の登り返しになる。SUZら若手は先に行動して、テントの撤収を急ぐことにした。遅れたKOSとGENは八本歯のコルへの分岐で休憩して、北岳山頂に10時50分に着き、直ぐに肩の小屋へ向かった。SUZらに15分ほど遅れて肩の小屋に着き、パッキングを済ませ、11時35分に5人で出発した。この頃には少し雲が湧きつつあったが、周囲の様子は良く見えていた。小太郎尾根分岐から下り、途中で休憩を入れ、白根御池小屋に13時05分に着いた。

 広河原に14時45分に着いて、乗り合いタクシーの運行を確認した所、乗り切れないことが分かり、16時40分発のバスに乗車して、1時間ほどして芦安駐車場に着いて、温泉で汗を流し、IC近くのすき家で夕食を食べ、GEN車とHOJ車は分かれた。途中少しの渋滞はあったがGEN車は無事に横浜駅に着いて、解散した。

<行動時間>
 10/19 広河原6:30-7:50休憩8:00-8:35白根御池8:45-9:25休憩9:35-10:10分岐10:20-11:20肩ノ小屋BC
10/20 肩ノ小屋4:45-5:25北岳山頂5:55-6:45北岳山荘7:00-7:50ピーク8:00-8:30間ノ岳-9:12中白根9:24-10:20八本歯コル分岐10:30-11:15肩ノ小屋11:35-13:03白根御池13:13-14:45広河原

<山行雑感>
 SUZ、HOJ、IIJの若手は歩くのが速い。頑張って歩いているのだが引き離され、自分がペースダウンしているように(コースタイムより早く歩いていると思うのだが)錯覚をする。
 19日は天候が危ぶまれたが、昼頃までに山頂に着けば、次の日は晴れの予報なので良いと思っていたが、夕方からかなりの雨が降った。20日の天気は最高でした。北岳から間ノ岳の天空の縦走が楽しめました。しかし、帰りは北岳の登り返しでは疲れました。山行を終えて白根三山の縦走や、塩見岳への縦走をもう一度したいと思いました。


記録:KOS


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