南アルプス 北岳
日程:2024年7月19日〜20日
<行動記録>
当初、秋田の鳥海山を計画していたが、天候不順で南ア・北岳に変更した。しかし、白根御池のテントの予約が19日しか空いていないので19日朝出発とした。
7月19日(金) 天気:曇り
5時に平沼橋にIWA氏が迎えに来てくれた。東名から圏央道に入り中央高速と順調に走り、談合坂SAで休憩して、芦安駐車場に8時10分に着いた。路線バスは10時発なので時間があるなと思っていたら、乗り合いタクシーが空いているとのことで、直ぐに乗車すると返事した。9人乗りのジャンボで9時に定員となり発車した。料金は1700円(協力金含む)と路線バスより安い。
9時30分に広河原に着いて9時45分に歩き始めた。橋を渡り登山道に入って20分ほどで大樺沢への道を分けるが、大樺沢の登山道は閉鎖されていた。急登を2ピッチほど頑張ると標高2200m辺りから登山道の傾斜は緩くなり12時15分に白根御池小屋に着いた。
時間が早い為、平坦なサイトにテントを設営できた。テントを設営してベンチでビールを飲み寛いだ。北岳の山頂付近は雲が掛かっていたが、八本場のコルは見えていた。明日の天気を確認すると朝3時〜5時頃に小雨があるものの昼頃は晴れ間もありそうで、夕方から雨の予報で何とか行動できそうである。19時頃に就寝する。
7月20日(土)天気:曇り時々雨のち晴れ
3時に起床した。小雨が降っていたが直ぐに止んだ。朝食を済ませ天気予報を確認すると、朝方小雨で午後は晴れる予報となっていた。
4時45分に行動開始して、草すべりを歩き高度を上げていく。北岳山頂は雲に覆われている。6時前位から小雨が降り雨具を着用するも、降ったり止んだりとはっきりしない天気。2時間ほどで稜線に出ると小太郎山分岐になる。風があり寒い。時折小雨も混じる。岩稜帯を風に打たれながら肩の小屋に7時25分に着いた。小屋前の寒暖計は8℃を指していた。雨具の下に一枚着込み、北岳山頂を目指す。30分ほどで北岳山頂に着いた。山頂では意外と風が無く落ち着いて休んだ。もちろん視界は無い。登ってきた道を戻る時にキタダケソウを探しながら歩いたが、見つけることは出来なかった。
その後、小太郎尾根分岐の下で休憩していると、下からIZMさんが登ってきた。広河原を6時40分に出て3時間強でここまで来ているので早いなあと関心した。IZMさんと別れ我々も白根御池へ下って行った。すると雨が本降りとなった。土曜日と言うことで続々登山者が登ってきているのですれ違いに待つことが多くなった。
11時20分に白根御池に着いて、広河原14時のバスに間に合いそうなので、テントを急いで撤収して、11時50分に出発した。
13時40分に広河原に着いて14時のバスに乗車して芦安駐車場に14時50分に着いて、甲斐市内にある日帰り温泉で汗を流し、その近くのレストランで食事をして海老名に向かった。特に渋滞もなく20時過ぎに海老名駅に着いて解散した。
<行動時間>
7/19 広河原9:45-13:15白根御池小屋
7/20 白根御池小屋4:45-7:25肩の小屋7:40-8:15北岳8:40-9:15肩の小屋通過-11:20白根御池小屋11:50-13:40広河原
<山行雑感>
東北地方が梅雨前線の停滞で天気が悪そうなので鳥海山を諦めて、梅雨開けしそうな南ア・北岳に行くことにした。しかし、20日は白根御池でのテント泊の予約が取れず、19日に予約した。その為、山頂付近ではガスで強風の中登り、雨具を着用しての登山となった。
記録 KOS