南アルプス 甲斐駒ヶ岳

日程:2024年4月27日〜28日

 4月27日
 3時30分に大和集合で尾白川渓谷の駐車場まで。準備をして5時50分に歩き始める。出発時には小雨が降っていたが、樹林帯では降っているかどうかわからないくらいで、雨具を着るほどではなかった。
 
 駒ケ岳神社の先のつり橋を渡り急登からスタート。急登部分と緩やかな部分を繰り返し標高を上げていく。2時間ほどで横手からの登山道と合流。
 9時45分に刃渡りの岩場。立派な手すりが設置されており問題なく通過することができた。その先の刀利天狗の先からは登山道に氷化した雪がでてきた。軽量化のためチェーンスパイクを持ってきていなかったので、慎重に進む。黒戸山脇のトラバースルートをたどり、5合目手前の下り坂をもったいないと思いながら下り。5合目で大休止。

 ここからは、はしごの連続で背中の荷物に引っ張られ、息が上がる。12時15分七丈小屋着。小屋で受付をして水をそれぞれ2Lいただく。お疲れ様でした。
 休憩後テントサイトに移動し、テントを設営。本日1番乗りだったので、いい場所に設営することができた。午後はMAYUさんが用意してくれたお汁粉を食べたり、昼寝をしたりしてゆっくり過ごす。テントサイトではネットがつながるので天気を確認することができた。七丈まで結構つかれたので二人ともアミノバイタルゴールドでケアをして、夕食後早めに就寝した。

4月28日
 朝3時30分に起床し、4時35分出発。出発時には明るくなってきていて、すぐにヘッ電を切る。テント場から上はところどころ土がでているものの、ほぼ雪道だったのでアイゼンを装着して歩きだす。

 一段あがると開けた場所に出る。振り返ると八ヶ岳に日が当たりはじめ美しい。
 八合目から上は夏道通しで歩くことができた。鎖場もほぼ夏道だったので問題なかったが、GENは高度に弱くなったのか、MAYUさんに引き離されてしまった。6時35分に頂上に到着。頂上に出ると、北岳、仙丈ケ岳と南アルプス北部の山が眼前に広がる。天気が良く北アルプスの山並みもきれいに見ることができた。

 頂上で10分ほど写真を撮って休憩し、下山開始。8合目からの下りは早くも雪が緩みはじめ、時々崩れるステップに足を取られながら下った。

 8時5分にテント場に帰還し、テントを撤収後8時40分に再出発。5合目の登り返しはきつかったが、下部の新緑は天気がよかったので前日より映えて美しかった。途中氷化した雪ですべって尻もち1回、長い下りであちこち痛みがでてきたころ、尾白川のつり橋にたどり着いた。

 尾白川の道はたくさんの観光客でにぎわっていた。13時に駐車場に到着し、装備を片付ける。帰りはむかわの湯で汗を流し、近くの洋食店で遅いお昼ご飯をたべて帰路についた。3連休の中日だったので、それほど渋滞もひどくならず5時過ぎには大和に到着し解散となった。

記録 GEN


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