北海道・大雪山 黒岳〜北鎮岳

日程:2024年9月23日

<行動記録>
  9月23日 天気:晴れ
  朝の天気予報では北海道の大雪山系では午前中は雲が広がり、昼より晴れるとあったが、5時30分に層雲峡ロープウエイ乗り場へ行くと、青空が広がっていた。
 5時30分の時点で乗客の列は30名ほど出来ていた。5合目では気温5℃、風速2mとあり、黒岳石室では-3℃とあったので稜線はかなり冷えたと考えられるが、風が弱いのが幸いであった。祭日であるのかロープウエイの始発は10分早い5時50分に運行された。7分ほどで5合目に着いて、トイレを済ませて直ぐに展望台に上がると、黒岳の斜面の7合目付近から下が色づいていた。

 リフト乗り場へ行くと20名ほどが列を作っていた。こちらも6時30分から運行予定が6時15分に運行始めた。
 7合目に6時30分に着いて、入林届を書いて歩き始めた。30分ほど歩き休憩を入れ、フリースを脱いだ。そこから少し行くと8合目で、ニセイカウシュぺ山が良く見えていた。登るにつれ、マネキ岩が段々と横に見えて来る。そして9合目となり、傾斜が緩やかになってくると山頂まで0.5kmの標識があり、マネキ岩が下に見える。下を見ると紅葉が綺麗であった。7時40分に黒岳山頂に着いて、凌雲岳、北鎮岳、北海岳の山々の景色を楽しんだ。
 黒岳石室へ下り休憩する。石室から雲の平を歩いて行くとチングルマの紅葉と北鎮岳、北海岳のロケーションが素晴らしかった。お鉢平展望台について火口を眺めて休憩する。そこから北鎮岳の登山道が良く見えていた。北鎮岳の分岐手前の登山道がザレていて歩きにくかった。
9時50分に北鎮岳山頂に着いた、風が無くのどかである。旭岳から白雲岳、北海岳、黒岳の山々が良く見えていた。残念だがトムラウシ山は雲の中であった。山頂で比布岳方面など20分ほど展望を楽しみ、登って来た登山道を戻り、黒岳石室に11時15分に着いて、トイレを済ませ休憩した。

黒岳に登り返すとガスが出始め展望は良くなかった。山頂から登山道をくだり7合目に13時に着いて、リフト、ロープウエイを乗り継ぎ層雲峡に14時に着いた。
 宿へ預けていた荷物を取りに行き、15時40分発のバスで旭川駅に出た。

<行動時間>
 7合目6:33-7:40黒岳7:45-8:13黒岳石室8:30-10:40お鉢平展望台10:45-9;50北鎮岳10:10-11:15黒岳石室11:35-12:00黒岳12:10-13;00七合目

<山行雑感>
 最終日に天気が良くなった。山行実施前の天気予報では後半が天気が悪そうなので、黒岳から旭岳の縦走は無理そうだと思っていたが、このような天気になるとは思わなかったし、23日の朝のRW、リフトの運行が早まり、黒岳7合目の出発時刻が予定より30分ほど早くなり、北鎮岳山頂に10時10分に着けたので、中岳温泉から裾合平を経由して、旭岳15時40分発のバスに間に合ったと思った。
 次回は旭岳温泉に宿を取り、次の日に天気が良ければ旭岳から黒岳の縦走をしようと考えた。層雲峡のリフトの最終が17時30分なので、充分に間に合う。天気が悪ければ、旭岳から旭川駅に出て、層雲峡に行けばよい。



記録 KOS


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