東北・八甲田山スキー
日程:2025年1月10日〜13日
<行動記録>
1月10日(金)天気:晴れ
JALのタイムセールにより羽田空港より青森空港まで往復航空券が安くゲットできた。新幹線の片道運賃で往復の航空券が取れた。
羽田空港7時15分発の飛行機に搭乗して、青森空港に8時40分に着いた。迎えのKOK車が渋滞の影響で1時間以上遅れる。しかし、八甲田RWが強風(南西の風25m/s)のため運休しているので気は焦らずにすんだ。
10時15分頃にKOK氏が青森空港にやってきた。最近の大雪の影響で道路が除雪されていなく、車のすれ違いに困難を来しての渋滞だそうである。
八甲田RWの駐車場に着き、滑る準備をしていると、KUN氏のスキーのビンディングが壊れているのが判明して、他3名はリフトを3本ずつ滑った。その後、昼食を摂り早めに切り上げて酸ヶ湯に向かった。
酸ヶ湯にチェックインをして、明日のツアーを申し込み、KUN氏はレンタルを申し込んだ。酸ヶ湯のレンタルは板とシールのみで靴のレンタルはやってない。
1月11日(土)天気:晴れ
6時40分頃に朝食を頂く。7時過ぎに八甲田RWの運行状況を確認すると天気は曇、気温-8.4℃、北東の風4m/s、積雪365cm、降雪5cmと一週間前の天気と大きく違っていたが、RWは運行するのでまずは一安心である。
予定より早めの8時50分にツアーバスは出発して、八甲田RW山麓駅に9時10分に着いた。RWは比較的空いていて2本待って山頂駅に9時45分に上がる。ツアー10時05分に出発する。八甲田温泉ルートへ行くとの事で、田茂萢岳山頂に上がり、一滑りしてシールを付ける。1月とは思えないほどの天気で、赤倉岳〜大岳の稜線が白く輝いている。
シールで歩き10時50分に休憩する。そして、鳴沢台地の東の斜面に出て、滑る準備をする。そして、斜面に入ると雪は重くパックしているので、人が滑ってこなれた所を選び滑る。
底に降りてシールを付け登り返す。20分ほど登行してシールを取り、一滑りしてガイドが本斜面を見に行った。するとトラバースすると指示があった。本斜面に入り順次滑り込んでいくとノートラックであったが、パックしている雪で足を取られるので慎重に滑ったが、やはりこの斜面はロケーションが良いので気分は良い。
KUN氏はレンタルスキーで慣れずに苦労していた。樹林帯に入るとやや滑り易いと感じた。
12時45分に八甲田温泉に着いて、迎えのバスでRW山麓駅に着き山頂駅に上がったのは13時50分だった。午後ツアー出発まで15分程度しか無いので直ぐに昼食のおにぎりを食べた。
午後のツアーは14時15分スタートする。田茂萢岳に上がり銅像ルートへ行く。田茂萢沢の斜面は3番を滑り、行きが重いので人のトレースを利用させてもらった。
底でシールを付け前岳の肩を目指す。
前岳の肩でシールを取り、沢目を2〜3人ずつ越えて、大斜面に入るとノートラックが待っていた。やや重ながらスキーは滑ったが、シュプールは上がらないのが残念でした。樹林帯に入ると柔らかい雪で滑り易かった。沢を2本越えて樹林帯下部はトレースに沿って滑り15時55分に銅像茶屋に着いた。少し薄暗く感じた。
1月12日(日)天気:晴れ後曇
7時過ぎにRWの運行状況を確認すると、天気は曇り、気温-7.8℃、南の風10m、積雪350cm、降雪1cmと暖かく新雪は無い。条件的には箒場へ行くような天候である。
ツアーバスの出発が少し遅れてRW山麓駅到着が遅れて、JRバスに先を越されて混雑した。山頂駅に上がるのに1時間を要した。ガイドからシールを付けるように指示された。
ツアーは10時50分に出発してニセ田茂萢岳山頂に上がる。山頂からシールを取り滑り込むかと思ったが、雪の状態が良くないらしく、宮様分岐まで降りて沢筋に滑り込み沢を渡り、シール付け場へ行く。昨日より気温が高めであるが、南風が入り思った以上に寒くかんじた。尾根に上がる前にランチを摂った。尾根に上がり寒水沢源頭に出て大岳避難小屋から井戸岳方面に回り込んだ。
ガイドが雪質を確認すると思った以上に悪く、パックしていたので人のトレースを利用して滑るように指示があった。このとき隊長チームは大岳の肩から滑ったようで、沢目に入ったが雪が悪いので台地に上がったと後で話を聞いた。
津川チームも台地に上がり、そこそこ走る雪で楽しめた。沢を越えて樹林帯に入り、箒場に15時15分に着いた。
1月13日 天気:曇
天気は今日も晴れで新雪は望めない。気温-6℃、北の風5m/s、積雪1cmである。田茂萢岳山頂に上がり滑って行き、田茂萢沢の1.5番に入り急な斜面に入るとスキーが走った。底でシールを貼る。
前岳には向かわずに右へ上がり鳴沢台地に上がる。チョロ沢の源頭を滑り、右の樹林帯に入っていくと、柔らかい雪が残っていた。その後もノートラックを探しながら滑って行き、銅像ルートに合流して沢を2本越えて、銅像茶屋に12時20分に着いた。
午後は火箱沢ルートへ行く。14時にツアーはスタートする。田茂萢岳山頂から田茂萢沢に入っていく。午前より左の斜面を滑る。田茂萢沢からフォレストコースに出て、右に滑って行き樹林帯の斜面のノートラックを滑ったが、やや重ながらスキーは走り楽しめた。15時に林道に出て迎えのバスで酸ヶ湯に戻り、荷物を整理して16時45分に酸ヶ湯をあとにした。KOK氏に青森空港まで送ってもらい一緒に食事をして分かれた。KOKさん送迎ありがとうございました。
<山行雑感>
1週間前とは雲泥の差の天気で4日間とも晴れで喜んでいいのやら?しかし、八甲田温泉ルート、銅像ルート、箒場と主なルートを滑ることができて良かったと思う。特に1月の箒場はレアなルートなので行けて良かったです。パックされた雪(3月には多い)の難しさを知れたこともスキーの幅を広げたことになります。スキーのビンディングが壊れたKUN氏は慣れないレンタルスキーで良く頑張っていました。シーズン始めには装備の点検を忘れないことも大事ですね・・・。
記録:KOS