太刀岡山 鋏岩左岩稜2023年5月

日程:2023年5月23日

 大和に4時30分集合し太刀岡山の登山者用駐車場まで。中央高速の双葉SAのスマートI.Cで出ると思ったより早く到着できた。

6時過ぎに駐車場に到着し準備して入山。道路沿いの川を渡りふみ跡をたどるとほどなく下部岩壁に到着。左端の左岩稜の取りつきまで移動し不要な荷物をデポ。MAYUさんリード、50Mシングルロープで6時50分に登攀開始。

1ピッチ目は上部のクラックにたどり着く手前も壁が湿って滑りやすく緊張した。GENは上部クラックでジャムが外れ1テン。
2ピッチ目はGENがトライしたが、1P目で既に力を使い果たしていたので1歩目が上がれず断念。MAYUさんに交代してもらう。
3ピッチ目は手前のクラックから奥のクラックを登る。奥のクラックも手強かった。
4ピッチ目は歩きピッチでGENがロープを引っ張る。
5ピッチ目は左のフェースからリッジにでてリッジ上を進む。ここからは樹林帯を抜けて一気に快適な登攀となった。高度感はあるもののホールは豊富でグレードもV〜Wなので楽しい。
最後のピナクルのピッチはMAYUさんリードでフェースを登る。抜け口の一手が細かい。10時10分に登攀終了。振り返ると雲の間から富士山を眺めることができた。

下降は本来最終ピッチの反対側に懸垂下降するのだが、登ってきた祠のあるコルに下りてしまったため、奥の踏み跡を少し歩いて下り、20Mほど懸垂下降してそこから踏み跡をたどることになった。すぐに上部岩壁。さらに登山道を下り途中で右の踏み跡をたどり下部岩壁の下に戻ってくることができた。

大休止後MAYUさんは下部岩壁の阿行小5.10AをOS。GENはそのさらに右の岩トレルートを登った。他に登れそうなルートもなく、久しぶりのマルチピッチで疲れたということで、12時30分に終了し帰路についた。

 4月の城ケ崎に続き2度目のクラック・クライミングだったが、1〜3Pは手強く、まだまだ要修行というところ。4P以降は高度感があり岩もしっかりしているので楽しむことができました。


記録 GEN


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