西丹沢 小川谷

日程:2023年9月3日(日)

横浜と大船で集合し、玄倉の駐車場に7時30分頃に到着。準備をして7時45分に歩きだす。「昔は出合いまで車で入れたんだよね。」と言いながら林道を1時間ほど歩く。穴ノ平橋の手前の車道で遡行準備して9時10分に遡行開始。まずは堰堤を4本下って小川谷の出合いまで歩く。今回はIIZさん、KOYAさんと沢に行くのが初めてだったので、保守的にできるだけロープを出していくことにした。F1を越えるとすぐにCSF2。昔に比べて格段に難しくなってアブミがいると聞いていたので、古いデイジーチェーンにナイロンスリングをタイオフした簡易アブミを右壁のボルトにかけ登ってみる。簡易アブミには問題なく立ちこむことができた。上のボルトからお助けスリングを垂らし、念のためロープで確保しながら後続に登ってきてもらう。そのあとの滝場もすべてロープをだして安全第一で。天気予報は微妙だったが思ったより天気が良く、谷の中にも陽がさしこみ、木々の緑と沢の水の美しさで楽しい遡行ができた。
ツルツルの大岩は右下がえぐれて歩いて通過できるようになっていた。大岩をまわりこみ小ゴルジュを過ぎたあたりで13時になったので、ヒエ畑沢からエスケープすることにした。ヒエ畑沢は階段状の15M程度の滝で小川谷に合流している。固定ロープをはってアッセンダーを使ってみる。滝をのぼり少し斜面を登ると仲ノ沢径路に合流することができた。沢装備のまま径路をたどり朝に沢装備をつけたところまでもどって装備を解除した。何匹かヒルが靴の中に入っていたが、吸血の被害はなかった。林道を戻り、15時過ぎに玄倉の駐車場に到着。山北のさくらの湯で汗を流して解散した。

記録 GEN



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