西丹沢 世附川水の木沢

日程:2023年11月3日〜4日

11月3日
 横浜を6時に出発し、山中湖まわりで道志の森キャンプ場まで車で入る。三連休初日のためか渋滞にはまり、キャンプ場には9時30分到着となった。キャンプ場も大混雑で入口付近になんとか駐車スペースを見つけることができた。管理棟で駐車料金を支払い10時に歩き始める。

 しばらく林道たどり、登山道入り口から沢沿いのルートをたどる。登山道が沢から離れて一登りで甲相国境尾根にでる。菰釣避難小屋の前を通り11時45分に菰釣山の頂上に到着した。頂上からは少し雪のついた富士山を間近にながめることができた。
 菰釣山からは登山道を離れ、南の尾根をくだる。落ち葉がつもって踏み跡は隠れているものの、地形図の1204大栂までは明瞭な尾根をたどることができた。大栂から西の尾根を下り、1050あたりで南の尾根に入るところで一つ手前の尾根に入っていしまった。しばらく下ったところで、右手に明確な尾根が見えたため、誤りに気づき登り返す。20分ほどロスしてしまった。

 正しい尾根にのりさらに南に下ると862のピーク。ここから西に少し下ると水の木沢に下りることができた。下りる直前で、先頭のGENとIIZIさん、KOYAさんの間がはなれてしまい、後続が下りるルートを迷う場面があったが、なんとか14時に入渓点にたどり着いた。

 当初時間があったら少し遡行して、幕営地を探そうと思っていたが、14時になっていたので入渓地点の右岸の台地上にテントを設営した。

 午後の時間はゆっくりし、夕食は餃子鍋、IIZIさんが持ってきてくれた鉄板とみそ漬け肉、締めはラーメンと豪華な夕餉となった。夜はそれほど気温もさがらず、20時まで山談義に花を咲かせた。

11月4日
 5時起床で6時40分に出発。天気は晴れで、沢の中まで陽が入り黄葉が残る木が美しい。小さな釜には魚影が走り、釣りでも人気のある沢だとうかがえる。
唯一の巻きとなる4Mの滝は、右岸に登山道のようなふみ跡があった。梅ノ木沢との二俣を左に入り少し進むと10M程度の滝がある。階段状だが高さがあるので、ロープを出してのぼった。
 滝の上からはしばらくナメが続く。上部は枝沢が多く入ってくる。どこを登っても登山道にでられそうだが、一番傾斜がゆるそうな1300辺りのコルを目指した。詰めは落ち葉の積もった疎林の中の気持ちのよいルートで、菰釣山のひとつ西のピークの西側のコルにたどり着いた。
沢装備のまま菰釣山の頂上まで移動し。後片付けのあと前日のぼってきたルートをたどり、12時に道志の森キャンプ場の駐車スペースに到着した。
記録 GEN



2023年度山行報告へ