西丹沢・菰釣山

日程:2023年6月5日〜6日

 <行動記録>
 6月5日 天気:晴れ  新松田駅7時15分発の西丹沢行きのバスに乗車して、西丹沢ビジターセンターに8時30分に着いた。登山届けを提出して吊り橋を渡り西沢の登山道に入った。すると、一昨日の雨の影響で水量が多かった。案の定、西沢の徒渉で丸太橋がないところがあり、靴を脱いで徒渉したり、石伝いに渡るところで時間を食ったりして、普段より30分ほど時間を要した。
 下棚の滝を見学して、その先の沢の所と善六のタワで休憩を入れる。善六のタワを越えて一登りすると傾斜は緩くなり歩きやすくなる。ツツジもあり尾根歩きを楽しみ、畦ケ丸に12時10分に着いた。
山頂から5分で畦ケ丸避難小屋で、小屋の前から右に一端下り登り返すとモロクボ沢の頭になる。頭と言っても目立ったピークでは無く、尾根道の合流点にしかない。そこから左に登山道を進み、緩やかなアップダウンをしていくと標高1246mの大界木山の山頂になる。このあたりは広い尾根道となっている。さらに20分ほどで城ケ尾峠になり、さらに10分ほど歩くと開けた城ケ尾山山頂になる。中ノ丸、ブナ沢の頭を通って行くと15時35分に菰釣避難小屋に着いた。
 この小屋はトイレがなく、水場が無いのだが、綺麗で快適である。持参した酒を飲みまったりする。夜は月明かりが明るかった。また、夜中にトイレに起きるとシカがウロチョロしていたらしく、ガサガサと音がしていた。

 6月6日 天気:晴れ後曇り
 4時30分に起床して朝食を食べる。5時25分に小屋を出発する。小屋から緩やかな登りを30分ほど頑張ると、菰釣山山頂に到着する。すると富士山が綺麗に見えた。
 菰釣山からの尾根道は意外とやせ尾根で慎重に歩いた。6時25分にブナの丸を越え、6時50分に油沢の頭のベンチで休憩する。石保土山で休憩して、富士岬平に到着すると視界が開け目の前に富士山と山中湖が見えた。ベンチで休憩してから高指山へ行き、そこから草原の道を下って平野の方へ行く。国道に出てから石割の湯へ行って汗を流して、中ビールを飲む。
 石割の湯からバスで富士山駅に出て、大月経由で帰った。

<行動時間>
 6/5 西丹沢8:40-10:05下棚滝10:10-11:15善六のタワ-12:15畦ケ丸12:15-12:47モロクボ沢の頭12:52-13:40大界木山13:50-14:50中の丸15:00-15:40菰釣避難小屋

 6/6 小屋5:25-5:55菰釣山6:05-6:50油沢の頭7:00-7:55石保土山8:05-9:15富士岬平9:30-10:40石割の湯

<山行雑感>  4年前に同じコースで来ているが、今回は富士山が良く見えて新鮮な感じがした。モロクボ沢の頭からの尾根歩きは、アップダウンが多少あるが、歩いていて気分の良いルートである。また、先日登った御正体山の山容も確認できて良かった。
 

記録 KOS


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