笛吹川東沢釜ノ沢

日程:2023年9月15日(夜)〜17日

前夜22時に横浜に集合し、道の駅みとみで仮眠。SUZUさんは別行動で先に到着していた。

9月16日
 西沢渓谷の駐車場に車を移動し、5時45分に歩き始める。西沢を分けて東沢に入る。昨年鶏冠谷に行った時、東沢の渡渉が太もも位あってびびったが、今回は登山靴のまま飛び石を渡れるくらいだった。
 左岸の登山道をたどり山の神の先で沢装備を装着。東沢は平水だったため、気持ちよく歩いていたら、釜ノ沢出合いを行き過ぎてしまい、信州沢の手前で引き返す。
 魚留の滝は左から巻いて、千畳のナメに。陽が差し込む木々の下で川幅いっぱいのナメは素晴らしかった。釜ノ沢はじめてのSUZUさん、IIZIさんは歓声をあげながら進んでいた。
千畳のナメを過ぎるとほどなく両門の滝。二つの滝があわさる様は美しい自然の造形だ。
東俣の右側から巻き気味にあがる。ロープは出さなかったが、ぬめって微妙なところがあった。
 両門の滝を越えると河原状となる。少し時間が早いが天場を探しながら進んでいくと1,650M付近でいい場所があったので、11時に行動終了とする。

 午後はテントの外にマットを敷いて、各自昼寝タイム。暑くもなく寒くもなくのんびりすることができた。17時過ぎに夕食が終わったころに雨が降り始めたが、前日の東京のような豪雨にならなくてよかった。

9月17日
 4時起床で周囲が明るくなってきた5時30分に出発。SUZUさんが四天の本体と前日GENが持っていたフライも持ってくれた。若いって素晴らしい。しばらく進むと伏流になる。空は曇り空だったのでそれほど暑くならずに進む。ほどなく水流がもどり、途中支沢の分岐を確認しながら高度を上げていった。甲武信小屋の水場で小休止、水がおいしい。8時に甲武信小屋に到着。小屋前で装備をとき空身で甲武信ヶ岳に登る。頂上は薄くガスがかかっており周囲の展望はあまりなかった。頂上で写真を撮って下山。甲武信小屋で荷物を回収して8時45分に下山開始。木賊山、戸渡尾根、徳ちゃん新道の長い下りが堪えた。IIZIさんは黙り込むと余計にきついということでずっと話通し。タフだった。
 12時20分に西沢渓谷の到着し、山行を終了した。SUZUさんは道志の道の駅のイベントに行くそうで、現地解散。若いって素晴らしい。おじさん3人は途中花かげの湯によって、帰浜した。

 十数年ぶりの釜ノ沢は変わらずきれいでした。OKBさんとも初めて沢にいけて、楽しい会山行となりました。

記録 GEN



2023年度山行報告へ