北アルプス 有明山

日程:2023年10月11日

<行動記録>
  前日に中房温泉のテント場に宿泊した。

 10月11日 天気:晴れ時々曇り
 3時30分に起床して、朝食を食べ準備を整える。5時に中房温泉を暗い中、ヘッドランプを付け、登山口まで15分ほど林道を下る。橋を渡り左に折れて登山口から本格的な登山道となるが、最初から急登になる。登山口から15分ほどで有明荘からの登山道と合流する。そこで一息入れて、樹林帯の急登を登っていく。
 登山道は樹林帯で展望は得られないが、2時間ほど登った所で、後ろを振り向くと大天井岳の稜線が見えたが、山頂付近は雲がかかっていた。標高1830m付近から登山道は尾根から右へトラバース気味に登っていく。途中では岩場に鎖が付けられているが、慎重に歩けば特段問題はない。
  3時間ほどの登りを頑張ると、八合目の石の道標が現れる。ここは裏参道であることが伺える。そこから緩やかな尾根道となり、高度を上げていくと、ステンレスの鳥居がでてくる。この鳥居は避雷針の役目をしているらしい。そして、そこに祠があり有明山神社である。その裏手の登山道を5分ほど行くと、有明山の山頂になる。雲が広がり展望は得られないのが残念である。そこから7分ほどで有明山奥宮になる。ここも祠がある。
 その奥に行くと登山道は薮がうるさく成り、歩きにくい。そして、南岳があり、ここに祠がある。樹林帯で展望はない。
 登ってきた道を戻り、13時15分に中房温泉に着いた。天幕をしまい14時45分発のバスで穂高駅に出て、特急で八王子駅に向かった。

<行動時間>
 中房温泉5:00-5:15登山口-5:30分岐-6:40標高1830m付近-8:35八合目-9:00有明神社-9:07有明山-9:30南岳9:45-10:15有明神社-13:15中房温泉

<山行雑感>
 北アルプス燕岳の前衛峰としての有明山は以前から行ってみたいと思っていたが、天候不順などから今まで行っていなかったので、今回山行が実施できて良かった。登山道は思った以上に急で3時間ほどは苦労した。今年は季節外れの暖かさで紅葉には少しずれていたのが残念です。
 中房温泉をベースにすると温泉に入れるので良いですね。キャンプ場は温泉の熱で暖かさを感じる所もあるようです。


記録 KOS



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