八ケ岳・阿弥陀岳南稜

日程 2023年12月28日(夜)〜30日

<行動記録>
2023.12.28夜 海老名集合。道の駅小淵沢で仮眠

2023.12.29 4:30起床6:15出発。船山十字路6:55出発。20分くらい平坦なところ道を歩き、橋を越えて南稜の看板を曲がり堰堤の上を渡り、衣服調整をしてから、尾根までの急登に向かった。最初がかなり急登のため、荷物が重く登りづらくゆるいところへ迂回しつつ、稜線へ。稜線にでてからも登りが続く。8:50に2,180地点で休憩。雪はほとんどなく夏道に近い様相。立場山(眺望なし)9:38。青ナギ9:53。青ナギは凍結していたら怖い斜面だが、雪がないので歩きやすかった。
 青ナギを過ぎてからだんだん雪が出てきた。10:36無名峰で休憩、ハーネス・アイゼンをつけ準備。IZUはP3からの道が心配で準備に時間がかかった。ここからOKUさんにリードが心配でフライを持ってもらった。

P1、P2は雪があまりないため歩きやすかった。12:10P3へ。IZUがリードで登る。核心であるP3の登り出しの凍結が少なかったので少し安心する。それでも岩をつかむのが不安になり、薄い手袋になり登り出しを越えた。先月下見をしていたのでピンの位置が上部までないことがわかっていたので、慎重に上った。1P終了点にある大岩に以前にNさんが打ってくれたピンが2本ありそこでピッチを切って、固定しOKUさんにあがってきてもらった。最後にZUKAをビレーで上げた。ビレーのセット等で結構時間をかけてしまったが、ZUKAさんにはロープをどんどんさばいてもらい助かった。
13:20自分が選択した2P目のルートはピンが全くないので慎重に登る。途中で細い木があったので、とりあえず木で確保を取った。もう少し上の安定した木があるところでZUKAさんから「あと5M」と声がかかったが、その上の岩稜が少し悪いのでそこを登り、その上部の安定したところまで、ロープを伸ばそうと目指したが、あと1M位で届かず、その下の木で固定し、OKUさんにあがってきてもらい、ZUKAさんをビレーであげた。

P3をぬけてからも雪が少なかった。傾斜があるので疲れてきたので、スピードがあがらず少しずつ休みながら進む。

14:46阿弥陀岳山頂へ。風も少なく暖かったので、頂上で休憩をする。御小屋尾根を下山するには時間が遅く、日没まで天場にたどり着かないと判断したので、サブルートの行者小屋を選択した。
阿弥陀岳頂上からの一般道の方が雪もあり、下山の斜度もあるので疲れもあり時間がかかった。中岳のコルで休憩をし、15:37行者小屋へ下山。ここも雪が結構あったが、雪崩れる程ではなかった。日没が迫る中16:20行者小屋へ到着。テントを設営したらすぐ暗くなった。ゆっくり休み、食事をし、20:00就寝。
2023.12.30 4:30起床6:25美濃戸口に向けて南沢を下山する。最初の20分くらいかなり凍結していてアイゼンで歩きやすかったが、すぐ雪がほとんどなくなりアイゼンをはずした。行者小屋と南沢の下山の途中で外国人の方の大規模なツアー客にすれ違い来人気があるのだと思った。8:42IZUは美濃戸口から御小屋山経由で歩きたくなかったので、2人に相談してタクシーで美濃戸口から、タクシーで下山することにした。美濃戸山荘から携帯が通じ、タクシーを1時間後に予約。9:37美濃戸に到着。すぐタクシーがきた。

9:53船山十字路到着、帰路に着いた。


記録 IZU


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