八ヶ岳 阿弥陀岳中央稜

日程:2023年12月3日

 MAYUさんが前日から八ヶ岳に入っているとのことで、当日6時に船山十字路集合となった。3時過ぎに横浜を出発し、5時30分過ぎに船山十字路に到着。高速を降りてからの道には雪がなく、順調だった。

 船山十字路で合流、準備をして6時5分に出発。周囲は薄暗いがしばらく林道歩きなので問題ない。南稜の登り口辺りから雪がついていた。
 1時間ほどで広河原に到着。木に中央稜取付きの看板があった。トレースが左俣に続いていたのでそれにのって奥に進む。途中、木に矢印の赤ペンキが塗っているところがあった。トレースは沢をさらに奥まで進んでいたため引っ張られそうになったが、そこから尾根に登ることにする。
 尾根に乗るまでは急な斜面で、登りやすそうなところを登っていく。尾根にのるとしばらくは傾斜が緩くなり歩きやすくなった。尾根上にトレースはなかったが、木々の間のルートは明確だった。

 徐々に傾斜がきつくなり、8時50分に第一岩壁に到着。ここは右に回りこみ、奥の沢状の斜面から尾根に復帰する。途中振り返ると南稜のむこうに編笠山が見えた。
 尾根に戻ってしばらく登ると第二岩壁に到着。岩壁の下を左にトラバースして、尾根を回り込む。このあたりは雪が吹き溜まっており、ところどころ脛位の深さがあった。尾根に戻るまでの急斜面でふとももが悲鳴をあげはじめたので、MAYUさんに先頭をかわってもらう。

 第二岩壁から上は樹林帯を抜けているので風が強くなった。ガスがかかって視界は悪いが、ルートはハイ松の中の白い道となっているので明瞭だ。
 息があがり苦しくなってくるころ、御小屋尾根に合流。阿弥陀岳の頂上稜線をたどり山頂には10時25分に到着した。
 風が強く寒かったので、写真だけ撮ってすぐに下山を開始する。中央稜の分岐までもどり、御小屋尾根を下山する。2,200Mあたりまでは急な斜面で雪のつき方も不安定なので、アイゼンを引っ掛けないように慎重に下山した。

 2,200M付近からは傾斜が緩くなり、歩きやすくなった。御小屋山の付近でアイゼンを外し、美濃戸口の分岐を分けて船山十字路まで。13時5分に登山口の駐車場に到着した。

記録 GEN



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