秋田駒ケ岳

日程:2023年7月14日

 <行動記録>
 7月14日 天気:曇り
 朝の登山天気を確認すると、秋田駒ケ岳山頂付近では曇りで15時頃から雨が降る予報であったので、時間の掛かる和賀岳を諦めて、短いルート(時間)で行くことのできる秋田駒ケ岳に変更した。

 宿の朝食を食べて7時35分に車で角館を出発する。秋田駒ケ岳はマイカー規制中なので、シャトルバスが運行される、アルパコマクサに8時10分に着いた。8時17分発のシャトルバスに飛び乗り、八合目に8時35分に着いた。

 避難小屋で準備をして、水を補給して8時45分に歩き始める。天気は予報通り曇りで山頂付近は雲に覆われている。片倉岳展望台を経由して阿弥陀池に行くルートを登っていった。途中の展望台ではガスが湧き田沢湖は見えなかった。阿弥陀池に差し掛かると、湿原になっているのだが、その付近はニッコウキスゲをはじめ多くの高山植物が咲いていた。
 分岐点のベンチで休み、帰りのシャトルバスの時間(天気も良くないので展望はえら得ないこと)もあるので、男岳には行かず、通称ムーミン谷へ急な登山道を下っていく。高度が下がると視界も開けて、谷の風景を楽しむことができた。
池のある高山植物帯に差し掛かると、稜線がガスで包まれるも、雰囲気の良いところで、チングルマは時期を逸したが、ウサギギクやイワカガミ、ツガザクラなどの高山植物が咲いた。そこから大焼砂の分岐に出るところでは、茶色の砂にコマクサの群落があり、雰囲気がまた違って楽しい。分岐で休憩して、横岳への登りとなる。この付近のコマクサも時期を逸して元気がないようすである。 11時27分に横岳に到着すると、岩手山の方面の視界が少し見られた(山頂付近は見えず)。
 横岳から一端下って焼森を越えて行くところにもコマクサの群落があり、それを眺めながら歩いて行き、沢筋に降りてから尾根を下って行くと八合目の避難小屋に到着した。
<行動時間>
 八合目8:45-9:45阿弥陀池分岐9:55-10:45大焼砂分岐10:50-11:27横岳11:35-12:10八合目

<山行雑感>
 数年前の7月上旬にここに来ているが、その時はムーミン谷の池は雪に覆われていたようだが、今年は雪解けが早かったようである。いろいろ山行報告を見てみると、チングルマの良い時期は6月20日前後のようである。その時期に再び来てみたいと考えている。


記録 KOS


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