高千穂峰

日程 2022年5月18日

<行動記録>
   5月18日 天気:快晴
 6時00分にえびの高原を出発して登山口の高千穂河原に6時20分に着いた。駐車場にはかなりの車が来ていた。6時30分に鳥居を潜り、参道を歩いて行く。神社の御神体は山そのものである。礼を捧げて登山道に入る。最初は石の階段から石畳と整備されている登山道である。その途中で衣類調整のため一息をつく。そして樹林の合間の砂地を歩いて行くと、その先に御鉢のピークが見えてきた。その右辺りが赤く染まっている。ミヤマキリシマが咲いているようで、登山者が多いのにはうなづけた。
 砂地から溶岩帯になると、傾斜も急となりペースが上がらない。左手には中岳の先に新燃岳が見える。右手には桜島が見える。天気が良いので気分が良い。お鉢の中間部の標高1350m付近で休憩する。そこから高千穂峰の山頂が際立って見える。その直下はなかなか急のようだ。
 休憩して御鉢から一度下ると、鳥居がある。そこから登山道が急で、しかもザレており歩きにくい。8時40分に山頂に着いた。裏手から少し霞がかかっているようだが祖母山と傾山が見える。
昨日登った韓国岳から新燃岳が見える。南には桜島の左に開聞岳が薄っすらと見えているほど展望の良い山でTSUM氏は特に気に入った山であるようだ。
 山頂でARA氏から果物を頂いたあと、下山し始める。山頂直下のガレ場は慎重に下った。その時、御鉢の付近のミヤマキリシマを堪能しながら、登って来た道を下る。御鉢で休憩して登山口に10時45分に着いた。
 売店で種子島のアイスを食べて喉の渇きを癒した。その後、昨日入った温泉で汗を流し、途中で昼食を食べ、明日の行動食などを購入して、開聞岳の麓のキャンプ場に向かった。

<行動時間>
 5/19 6:20高千穂河原6:30-7:45御鉢標高1350m地点7:55-8:40高千穂峰山頂9:00-9:40御鉢9:50-10:45高千穂河原

<山行雑感>
 朝に高千穂河原の駐車場に着いたとき、駐車場に止めきれない場合があると書いてあった。この日もかなりの車が駐車していた。昨日と違って登山者が多い。歩いて行き御鉢周辺のミヤマキリシマが盛りを迎え、鹿児島南部の展望が素晴らしいので、多くの登山者が訪れていた理由が分かった。また、TSUM氏が気に入った山であると言っていたのに頷ける。



(KOS 記)

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