祖母山

日程 2022年5月22日

<行動記録>
 5月20日 天気:曇り後雨
 19日に鹿児島に宿泊して、20日は鹿児島から祖母山の登山口に近い豊後大野市まで移動がてら観光した。三重町のホテルに宿泊した。

 5月21日 天気:雨後曇り
 TMRは用事があるとの事で帰宅する予定であったが、登山口の尾平鉱山のキャンプ場っまで2人を送ってくれた。この日は朝方に雨が降っていたので、山には登らずにキャンプ場に停滞とした。10時過ぎにキャンプ場の係の方がきて、受付を行ってテントを設営した。その後、登山口の確認をして、宿が併設されているので、室内で酒盛りを行った。  テントに戻り仮眠した。

 5月22日 天気:晴れ
 4時に起床して、5時30分に出発した。ルートは黒金山尾根から祖母山、宮原コースを下山するルートを行くことにした。登山口から天狗岩から山頂への稜線が見えて、険しいことが良く分かった。沢筋になり吊り橋の宮原コースと別れ、沢の右岸を歩き、橋を渡って、再度橋を渡って渡渉点となるが、ここで渡渉するのに迷ってしまった。後から来た登山者が難なく渡っていたので我々もそれに続いた。何とか渡渉した先で最初の休憩をする。その後、本格的な登山道となり、樹林帯で展望は得られない。尾根の道をひたすら歩き標高1000mの地点に7時25分に着いて休憩する。その後も尾根の急登を行く。標高を示す道標があるのでペース配分ができたが、このピッチはきつかった。8時30分に1400m地点に着いて休憩する。ここまで来ると稜線まで標高差が140mあまりで気分的に楽になった。
 休憩場所から直ぐに天狗の水場となり、さらに15分ほど頑張ると稜線に出た。樹林帯で展望は無いが、直ぐに展望台があり、上がってみると天狗岩の反対方向に祖母山が大きな山容を表していた。稜線に出てから2つのピークを越えて標高1615m付近で休憩をする。
 そこからハシゴやロープがある岩稜帯で慎重に歩き、9時40分に開けた台地に出た。そこが1756mの祖母山の山頂で、多くの登山者がいた。我々ものんびり休憩に入った。

 頂上から傾山は見えているものの、霞がかかったように展望は得られず、九重山や阿蘇山など北部の山々の展望は得られなかったのが残念でした。


 山頂から九合目の避難小屋に下り、小屋の中を見学するととても綺麗で、こたつがあり人がいた。かなり利用されている感じがした。
 尾根を下り、広場で休憩する。そこから一気に下りとなりARK氏がペースを上げる。二俣まで50分で下った。二俣で休憩して吊り橋を渡り、登山口に13時40分に着いた。キャンプ場に戻り、昨日同様に施設内のテーブルで酒盛りをした。17時のバスで緒方駅に出ることも考えたが、緒方駅では宿泊場所に困るので、キャンプ場で2泊することにした。  18時頃に夕食を各自取った。

 5月23日
 5時半頃に目が覚めた。するとARK氏も起きたようである。バスの時間が9時11分なのでゆっくり朝食を食べ、珈琲を飲んだ。8時にテントの撤収を終えて、8時45分にバス停に行くとバスは待っていた。料金は緒方駅まで300円とびっくりする値段である(緒方市のコミュニティーバス)。
 バスに乗車して緒方駅に1時間ほどで着いた。駅の周辺を散策して、駅の反対側にスーパーがあるのを発見して、缶ビールを2缶購入して、駅に戻り乾杯して喉を潤した。

 JRに乗り大分駅に出た。駅近の温泉が14時からなので、昼食を食べに行った。ここでも酒を飲んだ。その後、風呂に入って汗を流した。
 夕食は居酒屋「紙風船」へ行き、関サバ、関アジを摘みに酒を飲んで反省会を行った。

<行動時間>
 5/22 BC5:30-6:30渡渉点6:40-7:25標高1000m付近7:35-8:30標高1400m付近8:40-9:00稜線-9:40標高1615m付近9:50-10:15祖母山10:45-11:45分岐(広場)11:55-12:45二俣12:55-13:40登山口-13:55キャンプ場

<山行雑感>
 私としては2度目の祖母山で、前回は北谷から登って、その時に黒金山尾根の険しさが印象に残っていたので、是非登りたいと思っていた。数年前にARK氏とこの山を挑戦したときは豪雨で山行が中止となっていたので、是が非でも来たかったので登れて良かった。

(KOS 記)

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