羊蹄山・ニセコアンヌプリ

日程 2022年8月21日〜22日


 <事前>
 当初はテント持参であったが、18日に天気を確認したら20日は羊蹄山麓で雨の降水量が1時間あたり5mmとかなり強い雨で風もある予報であったので、倶知安駅に宿を3日間確保した。その為、装備が日帰り装備となり35Lザックに収まった。
倶知安駅から半月湖登山口まではタクシーを予約したが、6時から営業ということで21日に6時発で予約をした。登山口まで距離は8kmほどである。

<行動記録>
 8月21日(日)天気:曇り後晴れ
 4時45分に起床すると濃い霧が出ていた。珈琲を入れサンドイッチで朝食とした。5時55分にホテルを出ると、予約しておいたタクシーが待っていた。国道から半月湖に入ると羊蹄山は雲に包まれていた。
半月湖の登山口に6時05分に着いた。15分ほどで入林届のある登山口に差し掛かる。入林届の用紙が無かったので、登山届を提出して歩いてく。
最初は傾斜の緩やかな登山道を50分ほど行くと1合目になる。そこから右の尾根に取り付き急なところを頑張ると2合目になる。他の登山者が休んでいたので、その先まで行って休憩した。
2合目からは傾斜が緩やかであるが、足元の石の上に泥が被り、昨日の雨で滑るので注意して歩いた。5合目になるあたりから傾斜が強くなり、足元に注意が集中すると、今度は頭上の木に頭をぶつける。
8時28分に6合目で休憩する。木々の間からニセコ方面が見えるが山頂部は雲に覆われている。6合目からも樹林帯の登りで7合目あたりからジグザグに高度を上げていく。8合目で休憩を入れ、さらに登ると樹林帯が切れたところが9合目で、風が強く寒さを感じたので上着を一枚着る。登山道を左に行き、カール状のところを詰めると、北山分岐の御鉢の淵に到達する。視界が開け、左のピークに登るとそこが北山で、山頂部の様子が伺える。山頂のお釜の反対側が岩稜帯で、その中に山頂があるようだ。
 お釜の淵を歩いて岩稜帯を行くと、多くの登山者が居たのでそこが山頂であることが分かった。10時45分に山頂に着いて、写真を撮り休憩した。北東よりの風が雲を沸き立たせている。
 山頂から岩稜帯を回って、旧避難小屋跡に差し掛かると、ニセコアンヌプリに掛かっていた雲が消えていた。岩内の海(日本海)が見えている。9号目から来た道をもどり、6合目、2合目で休憩して、登山口に14時50分に着いて、そこから20分ほど歩き、バス停に向かう。15時56分発のバスで倶知安駅に出て、コンビニによりホテルに戻る。


明日のニセコアンヌプリの計画も、五色温泉から登ってアヌプリスキー場の方に下山して、札幌行きの高速バス「ニセコ号」を利用することにした。ホテルに帰る際に明日のタクシーを予約した。



 8月22日(月)天気:快晴
 4時45分に起床する。今日は雲一つない晴天である。珈琲を入れクロワッサンで朝食とした。今日はホテルをチェックアウトなので全ての荷物をザックに入れ、予約しておいたタクシーで五色温泉野営場に向かった。

 6時30分に登山口から歩き出す。20分ほどで見返り沢分岐に着き、左へ登って行く。イワオヌプリの山が良く見える。1時間ほどで展望台に出る。すると山頂が見え、登山道がジグザグに付けられているのが良く分かった。高度を上げていくとイワオヌプリの先にワイスホルン、左に目国内岳の山頂が見えてくる。
 8時30分に山頂に着いた。すると昨日登った羊蹄山が凛として鎮座している。山頂で写真を撮り、山スキーの為に山頂付近の様子を確認した。そして、爽やかな陽気で30分ほどのんびり休んだ。
 9時に山頂を後にして、展望台で休み、見返り坂分岐で一息入れる。見返り坂はあまり人が歩いていないようであるが、草刈はなされているようす。途中からスキーのコースになっているようで、歩きやすい。入林届のボックスのある登山口から25分ほどでニセコアンヌプリスキー場に着いた。
 13時29分発のバスで札幌駅に16時40分に着いて、東横イン札幌駅南口ホテルにチェックインした。

<行動時間>
 8/20 羊蹄山
 登山口6:05-8:26六合目8:35-9:23八合目9:35-10:45羊蹄山山頂10:55-12:20九合目12:30- 13:10六合目13:2-14:07二合目14:15-14:50山口

 8/21 ニセコアンヌプリ
 登山口6:30-7:35展望台7:45-8:30ニセコアンヌプリ山頂9:00-10:00分岐10:05-10:35アンヌプリスキー場登山口

<山行雑感>
 数年前に羊蹄山の山行の計画をしたが、秋だったので天候不順で中止としたので、今回は7月に計画をしたが、山行を実践できずに8月に再チャレンジをした。今回は倶知安駅に宿を3泊して山行にのぞんだが、山麓でのテント泊も良いようである。羊蹄山の登山コースは真狩コースが歩き安いと多くの登山者が言っていた。
 ニセコアンヌプリは山スキーで一度来ているが、五色温泉側には行かなかったので、是非機会があれば五色温泉に滑り込むルートで行きたいと思った。

(KOS 記)

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