八甲田山スキー

日程 2023年1月6日夜〜9日

<行動記録>
 1月6日(金)
 海老名駅に18時に集合した。SIG氏の車にSIM、KUN、KOSが同乗して八甲田に向かう途中に、SIG氏の知人宅に23時50分に着いで仮眠させてもらった。

 1月7日(土)天気:雪時々曇り
 5時に起床してコンビニによって朝食を調達した。5時50分に東北自動車道に入り、渋滞もなく天気も曇りで路面は乾いていて順調に走行して10時14分に黒石ICを出た。八甲田ロープウエイ駅に11時過ぎに到着してスキーの準備をして、先に着いていたKOG、NAKAG両氏と合流して、昼食を摂った。
 足慣らしの目的でダイレクトコースを滑った。数日前に降った雪があり、柔らかい雪で気持ちよく滑ることができた。昨日から冬型が緩み山頂駅で気温-7℃、西の風3mと1月の八甲田としては暖かい。二本目はダイレクトコースに入ったが、視界が良くなり山頂付近でも景色が堪能できた。
 ダイレクトコースの中間部から横に反れて、膝下の軽い雪でツリーランを楽しんだ。2本目が終わり時刻も15時を回っていたので、今日の足慣らしは終了として、酸ヶ湯温泉に移動した。

 今日のツアーの帰着が遅くなり、風呂に入った後に明日のツアーの申し込みを行った。今日のツアーは午前八甲田温泉、午後は火箱沢で特に八甲田温泉は雪が降った後のツアーで酸ヶ湯ツアーしか入っていなく最高であったと参加者が言っていた。正月の1日〜4日はロープウエイが運休したらしい。夕食まで酒を飲み山談義に弾んだ。

 1月8日(日)天気:雪&霧
 6時40分に朝食を摂った。7時に八甲田ロープウエイの状況を確認すると、山頂駅では雪&霧で視界は30m、気温は-7.8℃、北西の風7mと1月の八甲田では珍しく暖かい。
 8時50分にツアーバスは出発してロープウエイ駅に9時過ぎに到着すると、長い行列ができていた。14分間隔の臨時運転であったが山頂駅に上がるのに50分ほどかかった。カメさんチームに入り10時35分にツアーが出発した。コースは銅像コースで山頂にツボ足で上がった。
 山頂から緩やかな斜面を滑って行き、沢に入る所では視界が利くようになった。直下は落ちているので少し回り込みながら滑る。昨日からの雪が20cmほど積もり膝下のパウダーを楽しむ。
 底でシールを付けて歩き出す。いつもの強風が無いので八甲田とは思えない。雪上ウオーキングと言ったところだろうか。しかし、ボード組が遅れをとり、待つなどしていつもより時間がかかって前岳の肩までやってきた。
 シールを剥がし沢筋の所をトラバースして銅像コースのメインのバーンに入る。出だしは視界が利かずどこを滑っているか分からないが、少し滑ると雪面が見えてパウダーを楽しむが、ややスキーのテールが引っかかるので今ひとつと言ったところだが、ノートラックの斜面を滑れたのでよしとする。KUN氏はスキーの性能をつかんだらしく、パウダーの楽しさが分かってきたようだ。
 その後は北尾根の方に回り込み、樹林帯に入って快適はツリーランを楽しめた。沢を渡るところで、ギャップに降られないように注意して滑っていく。だいぶ時間が押しているらしく、休憩を取らずに銅像茶屋に12時40分に着いた。
 迎えのバスでロープウエイ駅に13時10分に着くと、ガイドから午後のツアーは山頂駅14時15分集合と知らされる。ロープウエイはさほど混雑しておらず、13時40分に山頂駅に上がった。2Fの休憩室でお昼を摂った。

 午後のツアーは変則モッコ沢で14時35分にスタートをして山頂駅からフォレストコースに入り、左の斜面へ入っていく。やはり視界は30mほどといつもの八甲田である。途中から左へトラバースして樹林帯のノートラックを探しながら移動する。樹林帯はやや重の膝下のパウダーであったがツリーランを楽しみ、Y沢で沢を渡りフォレストコースに出る。山麓駅に16時過ぎに着き、迎えのバスで酸ヶ湯温泉に戻る。
午後から雪が降り始め視界は悪くなった。だが風は強くないので暖かく感じた。この雪が明日まで降り続き、雪面をリセットしてくれることを願う。

1月9日(月)天気:雪&霧
今日は帰る日なので午前のツアーの亀さんチームに参加した。昨日よりツアー参加者は減った。10時15分にツアーはスタートをして、鳴沢第二露営地コースと知らされる。気温は-7.8℃、西の風14m/sと風が強くなってきた。昨日と同じように沢に滑り込む。昨日からの積雪が10cmと斜面はリセットされていたが、やや重の雪であるがさほど気にならない。
底に滑り降りてシールを付けて登行する。昨日より右の鳴沢大地の西の所にでると、ウサギさんチームが滑り始めていた。この頃より天気が良くなり、昨日滑った前岳の斜面も見え始め、その後、陸奥湾や山麓も良く見え始めた。展望が良くなると楽しさも倍増する。

樹林帯のノートラックを選びながらツリーランをして、鳴沢に入る所とがやや急であるが、柔らかい雪で問題なし。沢にそって滑るのだが気を抜くとスキーが雪面に突き刺さり転倒する。右の尾根に出てからも樹林地を滑っていき12時20分にツアーを終了する。

迎えのバスで酸ヶ湯に戻り荷物を整理して風呂に入って、飛行機で帰るNAKAG氏とそれを送るKOG氏に別れをして、13時55分に酸ヶ湯を後にした。黒石IC手前のコンビニにより、東北自動車道をひた走りした。途中で雪が舞ってきたが、順調に走り23時頃には横浜に到着することができた。運転手さんご苦労様でした。

<山行雑感>
今回の八甲田は冬型がゆるみ暖かかった。しかし、深雪が降った後でもあり、しかも雪が降り続いたため山スキーとしての条件は良い方で、パウダーを味わうことができて良かった。また、往復の道中では気温が緩んだため車の走行は順調にいった。



(KOS 記)


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